え??

ピンポーン

・・・

ピンポーン

・・・・

「楓ー!いるんでしょ?」

ドアの外から声が聞こえるが・・・

(いま会えるわけないじゃん!居留守居留守)

ガチャッ


・・・ん?ガチャ?

「もー鍵かけないのダメだよー!」

あぁぁあ!鍵かけ忘れた!てかそれでも入ってくるか??

とりあえず顔合わせるのは無理だ!

私は布団にくるまる

「楓?どうしたの?なんでいきなり走っていっちゃったの?」

「・・・」

「ねぇ?私気にしてないよ?大丈夫だよ?」

「・・・」

「私わかってるから」

わかっている?なにが??

「楓がわたしの事考えて怒ってくれたんでしょ?本気にしてないから!大丈夫だよ!私そんなにバカじゃないから!」

・・・・・・

バサッ!

「そう!そうなのさ!もうあいつムカつくね!?あんなやつに汐音はやれないよ!わたしの親友だもん!(焦」


「ありがとう!わたしの事考えて怒ってくれて!やっぱり来てもらってよかったよ!」

「うぅぅん!私もいってよかったよ(泣」


そうだよな・・・そう思ってもしかないってわかってるんだけどさ・・・

なんともいえねぇー!!


「よし!今度はちゃんと自分が好きになった人と付き合うよ!あんな顔だけのやつに騙されない!楓に心配かけないようにするからね!」

=(;゚;Д;゚;;)⇒グサッ!!

そうだよな・・・

「うん・・・頑張ってね・・・」

伝わらなくてよかったんだけど・・・何て言うか残念な感じも・・・

「ねぇ?楓は?好きなひといないの??」

ギクッΣヽ(`д´;)ノ

「なっなっなっんで??」

「だって楓からそういう話聞いたことないからさぁ」

こいつ!今までずっと話避けてきたのにこのタイミングで聞いてくるなんて!

「別に・・・どっちだろうね」

「えー教えてよ!」

「んーひみつ」

てか言えないから

「楓彼氏いたことないよね?そういえば!楓って昔から女の子からモテたよね!」

うっ!!

「あーそうかもね」

「そうだよ!だって楓その辺の男より全然カッコいいもん!高校の時も男装めっちゃにあってたし!スカウトされてたじゃん!!」

「誰のせいで男装したと思ってるんだ!おい!」

「うっ!それはわたしのせいだけど!でもほんとカッコよかったから男の子は諦めてくれたし!それに男装してなくても重いもの持ってる子がいたら代わりにもったり、ナンパされてる子助けたりしてたから!」

「そんなの困ってたら助けるの当たり前じゃない??(真顔」

「そういうとこだよ!背も高くて力も強くて顔も中性的だから!ファンクラブもあったんだよ!?」

えっ??ファンクラブ??しらん!!!

「私だってカッコいいと思ってたし!ほんと楓なら付き合いたいぐらいだったよ!」

・・・えっ?まじ?ほんと?え?これいける??

「楓が男ならよかったのに!」

あっ・・・だよね・・・そうだよね・・・

「ははっ まぁこんななりだから男はよってこないよ・・・」

早くこのはなしやめよ

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