かごめ、かごめ、籠の中の鳥は----全ての事件の根底には、かごめ唄の「呪い」があった。読み終わってみると、かなりヘビーなお話なんですが、それでも最後まで読めてしまうのは、主人公を初めとするキャラ作りと話づくりの上手さかな---と思います。軽すぎず重すぎず、ホラー好きで無くても読みきれるコワイ話でございます。