緑玉の天寵
セプテムベールファンタジーの原点とも言える物語です。
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https://kakuyomu.jp/works/1177354054892257404
「君の願いを叶えてやろう。どんな願いも、いくつでも――」
先帝の遺児イオストラ。第一皇位継承権を持ちながら都を追われた彼女は、帝位を取り戻すべく兵を挙げた。
彼女の傍らには、白の魔法使い・エルムの姿があった。
エルムはイオストラの耳に囁く。「君の願いを叶えてやろう。どんな願いも、いくつでも—―」
あらゆる願いを叶える力を与えられたイオストラは、何を選び、何を掴むのか……?
地底の鱗、花の贄、風の巡る街……。全ての物語はここに収束する。
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2011年のこと。大学に入りたての私の頭に、不意に降りて来たのがこの物語でした。
私の無惨なる大学生活は、この物語から始まったと言えるでしょう。
この物語からスタートしてエルムとイオストラの物語全四部に、未来編と過去編、さらには登場人物たちの過去を描いた作品……。そうして書くうちに世界は際限なく膨れ上がっていきました。
大学院を中退して、当たり前に思い描いていた未来図が破壊された時、私に残った欲求はこの世界を人に見せたいというものでした。そして公募用に新しく書き出したのが「地底の鱗」「風の廻る街」「楽園の蛇(未公開)」「花の贄」でした。
これらの作品を順次カクヨムで公開してきましたが、そろそろ原点に立ち返ろうと思った次第です。
とは言え、三年間の公募活動で我ながらかなりのスキルアップを成し遂げており、十年前に書いた作品なんて恥ずかしくてとても公開できません。
多くのキャラクターや勢力が入り乱れる複雑な物語。現在書きながら更新しております。
作者からの重い偏愛を受けた作品です。
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