第42回:舞台が先か登場人物が先か(補講)

タイトルに見覚えのある方、正解です。今回は壱式のテーマからの補講です。補講ネタ+メタ発言+一次創作外含みます。


・登場人物が先

 出演俳優をあらかじめ決定しておいて、題材をどうするか――というドラマや映画はよくありますよね。このケースでは、主演を目立つようにするパターンが多い訳で……。


 実は、これと似たようなパターンになっているのはピクシブ上の二次創作小説に代表される「〇〇と△△が絡む話」みたいなカップリング優先物でしょう。それを踏まえると登場人物が先という作品が多い気配もします。キャラ萌えやお互いにキャラ愛を語りたいと言ったケースでよくあるパターンですね。


 そう言う流れもあるので、話に関しては別作品の登場人物の小説を書く際にリサイクルされるケースもあるでしょう。早いもの勝ちではありませんが、二次創作の場合はどうネタ多数と言うのが非常に多いと言ってもいいでしょう。実際、登場人物は一次創作と違って既に完成しているのですから。


・舞台が先

 二次創作で舞台が先と言うパターンはクロスオーバー系でしょうか。Aと言う作品とBと言う作品をクロスさせる際に……と言う流れで。ただし、大抵の場合はA作品がメインで、B作品はサブと言うケースもあります。『アベンジャーズ』や『スパロボ』みたいにクロスオーバーしている作品がピクシブ上にあるかどうか言われると……。


 カクヨムの場合、原則として許諾二次創作は出せるのですがクロスオーバーはの物でも認められていません。やるとしても、完全に作者のオリキャラ扱いにして疑似的なクロスオーバーでしょうか。

(それでも明らかに元ネタが即座に分かってしまうと、削除対象になりますのでご注意ください。あくまでも上述事例はイレギュラーです)


 疑似的クロスオーバーと言うと『コンクリートレボルティオ』や『Re:CREATORS』のようなケースが一番分かりやすいでしょうか。 先人の知恵を借りて上手く小説に活かせるように努力をする事が、小説完成の第一歩と言えるかもしれません。

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