第11回:逆の立場になる事
若干歩行気味な題材ですが、新規ネタで。個人差あり+メタ発言にご注意ください。それに加えてあっさり系です。
・逆の立場
例えば「魔王に支配された世界を救う勇者」の作品があるとします。これの逆の立場と言うと魔王になりますよね。なろう等でも有名になった「異世界転移」及び「異世界転生」も異世界転移や異世界の何かに転生する側が主人公で、異世界に召喚する側はサブキャラが多いです。『この素晴らしい世界に祝福を!』のアクア様のような事例もありますけどね。
少し昔に『勇者のくせになまいきだ』という異色のゲームが出ました。こちらでは勇者が敵として登場し、主人公はどちらかと言うと魔王です。実際にプレイヤーが操作するのは魔王ではないのですが……細かいことは気にしない。世界征服を阻止しようとする勇者一行を倒すのがこのゲームの目的となるのですが……この段階で、何を言いたいのか分かる人は、かなり鋭いです。
最初に説明した「魔王に支配された世界を救う勇者」の立場を逆転させた作品が『勇者のくせになまいきだ』です。異世界転生や転移ばかりのランキングで逆の立場の作品がランクインしたら、そのインパクトは非常に大きいでしょう。
(異世界無双なランキングで現代物がくれば、それ以上にインパクトがあるのかもしれませんが……)
ランキングで『異世界転移』や『異世界転生』が人気だからと言って、それに便乗するだけでは小説は書けないとも言及した事があります。既に創作ノウハウシリーズも第3弾なので、前シリーズもチェック済みの方はお察しいただけると思いますが……これは、あくまでも桜崎式です。他の方の創作論では色々と異なる発言もあるでしょうが、問題はありません。今まで小説を書いていたガワの人間が創作論を書くという事自体、ある意味でも逆の立場にいるのですから。
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