第5話

俺は村の跡地にたどり着いた。


「この馬鹿!」


右頬を叩かれた綺麗な紅葉跡を残して。


そして抱き締められた。力強く優しくもう二度と離さないと言わんばかりに。


彼女は泣いていた、顔が崩れるくらいに。


俺は泣いていた、自分が何故泣いているかも分からなかった。


でも自然と彼女を抱き締め返した


そして


接吻をした


身体がそう求めた


やっと自分を思い出した


そうか、俺は貴女のことが



終わり




追伸

続きというか諸刃の剣の誕生秘話

練磨しろ、たった一太刀しか振れぬ聖剣の贋作を

https://kakuyomu.jp/works/1177354054892340340


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研げ、たった一太刀しか振れぬ諸刃の剣を スライム道 @pemupemus

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