私は転生するとなぜか異世界の住人となり、生活をしていく
一ノ瀬 彩音
第1話 転生して異世界へ
私は元々身体が弱くて入退院を繰り返している。
実の所、職業がOLですけど、最初の何か月間は良かったんですが
次第に身体が弱いというのが原因で働けなくなると私は
お仕事を辞めようと思いました。
初めまして、私のお名前は
年齢25歳、職業がOLです。
しかし、その事を上司に伝えると辞める必要はないと言われてしまい、
私はどうして良いのかがわからなくなってしまうと困り果てている。
きっと良い企業なんだなって思うんですけど、私は身体が弱いせいで
同僚の足を引っ張っているばかりでした。
そして、ついには私の身体も悲鳴を上げて入院すると主治医からは
余命宣告を受ける事となります。
私の人生は残りわずかなんですが、それでも精一杯生きようと思います。
時は流れて私は病室のベッドの上で亡くなってしまうのでした。
私が亡くなった原因は大病を抱えてたせいだったようです。
何というのか不運というか残念というのか私にはよくわかりません。
これで私の人生も終わると思うと残念でした。
恋や恋愛をしたかったなと感じてしまいます。
そして、私は目を覚めるとここはきっとあの世に違いないと
思うと誰かの声が聞こえます。
「そこの女性よ、お目覚めになったか」
私は声がする方向に振り向くとそこには一人の男性が居た。
「貴方は何方様でしょうか?」
「俺はここの神様さ」
「神様がここで何をしているの?」
「そんなの君を異性界に転生させるためだ」
「私を異世界に転生?」
「ああっ、そうだ、君はこれから異世界で生きる事になる」
「それはつまりどういう事ですか?」
「君は現代では病死で死んだ、しかし、これから転生する事で
異世界の住人となるのだ」
「なるほどね、それは分かりやすいですよね」
「君には転生してもらうんだけど、どんな風になりたい?」
「そ、それは…………最強と美女になりたい」
「なるほどな、それでいこうか」
「はい」
神様は私に転生魔法を施すと私は異世界に飛ばされるのでした。
私は異世界に到着すると
「ここが異世界なのかな」
異世界って事はここがファンタジーとも言えて、きっと剣と魔法も使えるのだと
考えると私はどうなってしまうのか。
すると私の後ろに何かが居る。
私は後ろを振り向くとそこにはモンスターが居た。
「いきなりモンスターと遭遇するなんてまずいわ」
異世界に来たばかりの私ではモンスターを倒すすべがない。
そんな事を考えていると………………。
モンスターがいきなり私に襲い掛かってくると私は
避ける事しか出来ない。
本当にどうすればいいのよ、これじゃモンスターを倒す事も出来ない。
いつまでも避けているばかりだとぜんぜんダメだと私は思った。
避けているとだんだん私も疲れてきているので地面に落ちている
小石を手で拾い上げてモンスターに投げてもぜんぜん効いていない。
モンスターは次々と私に攻撃を仕掛けてくるけど、私は何度も
その攻撃を避けているのが精一杯でした。
「これじゃあ、意味はないわ、どうすればいいのよ、本当にもうっ」
この世界では私は最強じゃないの、それなのにモンスターを倒すのに
時間かかるなんて本当に最悪だわ。
その時だった、私の頭の中にはよくわからない言葉が浮かんでくる。
そんな私はよくわからない言葉を口に出して喋ると魔法陣が出てきて
次の瞬間、その魔法陣から何かが出てきてモンスター目掛けて
解き放たれるとモンスターに直撃して倒したようだ。
私の魔法が直撃したモンスターは既に倒したので消えていない。
これでひとまずは安心してこの世界で生活出来る。
「これが私の能力なのね」
そんな事をしていると私は自分の数値を見るためにステータスを確認すると
それぞれの能力値がMAXと表示されていた。
それにこの世界での私の名前はミズキ・ナナコのようね。
後は年齢もそのままでした。
こうなるとこの異世界ではきっと最強に違いないわ。
後は美女かどうかって事だけど、私はそのまま歩いて移動していると森を発見するが
そのまま森へ向かう事にした。
森の中へ入ると私は森の中を歩き続けているうちに泉のある場所に出てきた。
「泉じゃない、ここで美女かどうかを確認できるじゃない」
私は泉を覗き込むと自分の顔が映って見ていると
「顔は美女ね、後は身体なんだけど」
私は自分の身体を触ると…………文句なしの身体だと確認出来た。
しかし、ここで問題が発覚する。
どうして私は何も着てないの、これはどういう事なの。
今の私は恥ずかしくて言えませんがそういう事のようです。
まずは着る物を調達しないといけないと思うと、正直言えば
どうしていいのかがわからないでいた。
ここは異世界でファンタジーだから現代と違って私には地理もなければ
ここでのお金もない。
早い話がここの世界では私は初心者です。
私が考え込んでると頭の中にまた見知らぬ言葉が浮かんできて私は
その言葉を口に出して言うと、魔法陣がまた出てきて今度は私に対して
魔法が解き放たれた。
すると私は泉に近づいて私の身体を見ると
「えっ、どうして水着を着ているの、何で水着なの、
それに恥ずかしい…………」
私はどうして水着を着ているのかがいまいちわかりません。
とりあえずは着る物を確保出来たのでよしとしないといけない。
「まあ、水着も着る物だけど、もう少しましな着る物がよかった」
水着というのは泳ぐために着る物で普段着る物じゃない。
やっぱり、水着というのはある意味恥ずかしいと思うのは私だけでしょうか。
この世界で私は生活して生きていくんですから、
1つ1つ乗り越えて頑張らないといけないですよね。
さてと今の事で1つわかった事があります。
この世界では頭の中でイメージするといいのかもしれないと思った。
先程の言葉を詠唱すると魔法陣が出てきて私がイメージした物を頭の中で
考えると、実際にその物が生成されたようです。
私が生成したのは剣です。
異世界と言えば、ファンタジーと言えば、剣だと私は思います。
この剣さえあれば、モンスターを倒すのも簡単よね。
私はとりあえず、この泉から離れようとしていると何かに足をつかまれた。
足をつかまれた所を見るとヌメヌメしたのにつかまれている。
「このヌメヌメしたのは何なの、気持ち悪いじゃない」
私は足を動かしてヌメヌメしたのを引き離そうとしたけど、
なかなか引き離す事が出来ない。
このヌメヌメした物を足から引き離さないと動ける事も出来ない。
もしかして…………私はこのヌメヌメの事を知っているかもしれない。
ヌメヌメした者の正体を見るために私は後ろを振り向くと………………。
このヌメヌメした者と戦わないといけないのね。
果たしてヌメヌメの正体とは一体何でしょうか。
ヌメヌメしている正体はスライムだったのです。
私はスライムを倒そうとしていますが足に絡みついてて倒す事が
出来ません。
そうしていると再び、私の頭の中にわからない単語が浮かんで
それを口に出して言うと、詠唱が始まり、魔法陣が出てくると
私の身体が光輝いてスライムを蒸発させていきます。
蒸発させたスライムは見事に消えて倒したようです。
結局、私は完全に異世界の住人となり、生活を満喫している。
私はもうこの世界でしか生きていけないし、今でも満足
しているので問題ないと感じています。
この異世界で私は幸せに生きていく事を誓うのでした。
私は転生するとなぜか異世界の住人となり、生活をしていく 一ノ瀬 彩音 @takutaku2019
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