物語の構成は勿論ですが、心情描写や情景の書き回しも繊細で細やか、かつ熱を感じました。程よい英雄感としつこく無いリアルな戦闘。出過ぎないけど、魅力ある端役達。ある程度読み進めないと、細かい情景を想像するのが難解ではありますが、説明がありすぎるより後々ストンと物語に没入できました。 本当におもしろい導入はラノベ転移からの、骨太な大河小説
主人公は卓越した能力を有しているが、死とは常に隣り合わせ。読んでるこちらも、その命のやり取りに、焦燥感を感じざるを得ない。ご都合主義など一切ない。リアルで残酷な異世界を逞しく生き抜く主人公達の行方…続きを読む
ハーレムものばかりで辟易している読者にとってはありがたい作品。いまのところ「さいつよ」インフレも抑制気味。盛り上がる戦闘シーンは盛り上げる一方で、作品世界のエグい側面についての叙述は、読者が不快感を…続きを読む
青春とは爽やかで楽しくて美しいものだが、その反面どうしようもなく残酷だし泥臭くもある。この作品はその青春のようなものだ。 主人公のケイとヒロインのアイリーン(可愛い)は人並み外れてはいるが超人…続きを読む
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