鼻くそ王子と シンデレラ

矢田誠一

第1話鼻くそ王子と シンデレラ

あるところに、


鼻くそを バクバク食う

王子が、おりました。 鼻くそ王子です。



あれ持って来てくれーーーーーーー。

これ持って来てくれーーーーー。王子の周りは、

メチャメチャ 汚れて います。 ある日、

王子は、五時に なると 帰る シンデレラに 会いました。



王子は、五時の シンデレラに 恋を しました。


よし、 僕の 鼻くそで 何かを、 こしらえてやろうと

考えました。 王子は、 鼻くそで 出来た

指輪を

作りました。 大臣に、



この指輪を 五時の シンデレラの元に

届けて くれと

頼み ました。



大臣は、 馬に 乗り、 鼻くその、 指輪を、 小さな

入れ物に 入れ、 方々を、 駆けめぐりました。


「五時の シンデレラーーーー、五時の シンデレラーーーーーーーーーーーーーーー。」と。 シンデレラは、 都から 五時の方角に、 住んでいました。 大臣が、 馬を、 降り、 シンデレラに 鼻くそで、 出来た 指輪を 見せると



なんと 金の 指輪に、 変わって いました。



シンデレラは、 その指輪を さっそく付け、 うれしそうに していました。



そして、 大臣は、

明日の 五時迄に、 都に、 参り、 王子に、会う様にと、伝えました。





シンデレラは、四時 前に なって、都に

訪れ、 しかし、





その頃には、 あの

指輪は、 ドロドロの 鼻くそに 代わっていました。



悲しそうに、 少し、 気味悪そうに、 している シンデレラを、

王子は、 ニタニタ しながら、

見つけました。『本当の 指輪を やるよ!!!!』と、


ポーンと、

キラキラ 光輝く 指輪を シンデレラに

渡しました。



五時の シンデレラが、

先ほどの

鼻くその 指輪の 代わりに

はめて みると、





もう、五時に なりそうなのに、

足が、 動きません。

王子と、 一緒に、 都の 方に

入って しまいました。

それからと 言うのもの、 鼻くそ王子は 鼻くそを、

バクバク 食べなくなりました。 そして、
















国の為にきちんと 政治を する

良い、 王様に

なった とさ。 終わり。

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鼻くそ王子と シンデレラ 矢田誠一 @yattyann

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