お疲れ様です。
いよいよ決戦ですね。ベヒモス戦では会長が颯爽と現れてチートしていましたが、本命の吸血鬼戦は工藤先輩が本気を出す展開でしょうか。楽しみです。
以下、細かいところを失礼します。
・「工藤先輩が調査に来ているならば、リズを残してきたのは正解だったしれない」→「だったかもしれない」。
・「字面にしたら平凡かもしれないが、魔法に携わる者ならば、この事が尋常でないことがわかる」→「これが尋常でないことがわかる」あるいは「この事が尋常でないとわかる」。「この事が尋常でないことが」だと短いスパンで「こと」が2回続くことになるので、それを避ける表現を考えてみました。
・「中心部とはいえ、景色は対して変わらない」→「大して変わらない」。
・「工藤先輩と合流して後、1度撤退だ」→「合流した後」。
・「四元素魔法ならば大抵が魔法式で再現できるが、固有魔法に関してほとんどが研究が進んでいない」→「固有魔法に関してはほとんど研究が」。
・「生まれつき魔力を造れず、蓄えられない体質の俺は、身体の表面積の5割に及んで魔法式が書かれてある」→「魔力を作れず」。辞書によると、区分はやや曖昧なものの、作るは「規模の小さいものや、抽象的で無形のものをこしらえる」という意味、造るは「おもに規模の大きい、工業的なもの、形あるものをこしらえる」という意味だそうなので、魔力であれば前者だろうと判断しました。
・「しかし魔力量の面でも会長ほどでないにしても、奴の方が俺たちを数段上回っている」→「しかし会長ほどでないにしても、魔力量の面でも(、)奴の方が」。違和感を上手く説明できませんが、この語順の方が良いと思います。
・「しかし字面から察するに、奴の魔法を分解できなかったことや、工藤先輩のゴーレムだけが崩れたことも、その存在確率の為のようだ」→「存在確率が理由のようだ」。
・「なぜなら俺の役割は時間稼ぎで、本命は彼女だ」→「彼女だからだ」。「なぜなら」と言っているので、文末は「~(だ)から」という形の方が良いと思います。
・吸血鬼の台詞「かつてボード卿に使えし騎士ダニエラだ」→「仕えし」。
長文失礼しました。
なんと騎士は10人もいるとは。いよいよ会長の魔法の一端が拝めそうですね。
それにしても、真祖ではなくとも吸血鬼は強いですね。
芙蓉の元の魔力が破壊されたかも知れないというのは大きな伏線な気がします。
あと「うろうろしていると思っていたか」「死んだも当然の」「レンガの用なブロック」「伏せていない飛ばされてしまう」という表記がありました。漢字については意図的かも知れないのでそのときは無視してください。
作者からの返信
アクリル板様
コメントありがとうございます。
指輪の騎士の数は、指の本数でした。
筆者の中では7人まで決めておりますが、残りも急がなければいけません。
魔界の王に挑む吸血鬼は、かなり強いですね。
芙蓉が魔力を持たないのは、主人公としてよくある設定なので、理由を説明してきませんでしたが実は裏があるようです。
同様に本作では、ラノベファンが当然のように受け入れてしまう王道を利用して、潜ませている伏線がいくつかあります。
感想を読んでいますと、アクリル板様もこのトリックに騙されているようです。
ぜひ今後もお楽しみください。
場面は変わって芙蓉くん視点。
魔獣から魔力を補充できるのは大きいですね。
凛花さんと合流する芙蓉くん。
バットケースを肩に背負う姿が今日も様になっています、凛花さん。
切り札『魔法狩り』の使用には味方がいることが重要……。
犬型ゴーレムにちょっとときめきました。犬が好きです。猫も好きです。
ゴーレムのフォルムは凛々しいんですけどね。でも飼いたい。
新規の魔法の確立……凛花さんはやはり只者ではないんですね……。
連絡先の交換を拒否。蓮司くんが先生扱いされていて笑いました。
芙蓉くんと凛花さんの共闘。熱くなって来ましたね、展開が。
犬型ゴーレムを撫でると喉を鳴らすとは……! これは是非とも飼いたい……!
ソマリとペルシャ。
私事ではありますが私が飼っている猫の一匹がソマリの血を引いているので親近感を覚えました。
芙蓉くんが目撃した儀式。
異形の者……ついに出くわしてしまったのですね。
ここで紫苑ちゃんの通信とは……! なんと運がない……!
グッドモーニングを吸血鬼さんが拾うとは。
魔法が分解できない……!? これはピンチ……!
シキ、式という言葉も明らかになりましたね……。
苦戦する芙蓉くん。読んでいて不安になりました。
シキは死鬼とも呼ぶとは……。
お母様に疑念を抱く芙蓉くんが辛い。
愛情を疑いたくないけど、複雑な気持ちのようです。
吸血鬼さんが余裕すぎて……芙蓉くんはかつてないこのピンチを乗り越えられるのでしょうか。
そこに凛花さん登場。凛花さんどうか無事でいて……。
ゴーレム同士の戦い。吸血鬼さんのゴーレムが強力すぎる……。
存在確率。これが指す意味は一体……?
ガウェインさんをジジイ呼ばわりする凛花さん。強い。しかもクソジジイとは。何か因縁が……?
とっておきの作戦。こう来たかと。
しかしそれでも吸血鬼さんは仕留められず……。
この力は紫苑を守るためのもの。凛花さんにとって紫苑ちゃんの存在はどれだけ大きい物なのか……。
吸血鬼さんの名前はダニエラさん。
凛花さんは指輪の騎士……?
この戦闘はどんな結末を迎えるのでしょうか。
次回も楽しみにしていますね!
では失礼しました!
作者からの返信
小金井はらから様
いつもコメントありがとうございます。
芙蓉くんは魔力を補充し続けないと、身体強化が低下してしまうという弱点がありますが、魔獣相手に躊躇しません。
『魔法狩り』については2章で回収予定です。
ラスボス戦は芙蓉くんと凛花さんのパーティーです。
RPGならば、回復役のいない絶望的な組み合わせですね。
ゴーレム創成は戦闘だけでなく、様々なことに利用できる汎用性の高い魔法でした。
当初は、鳥型のゴーレムもアイデアにありましたが、風属性が無いと飛べないと筆者は判断しました。
そして前回はカッコよかった紫苑ちゃんですが、芙蓉くん視点では残念な娘になってしまいました。
芙蓉くんの能力に対して、魔法を分解できない展開は王道ですよね。
そして彼が他の魔法を使えないことを、当たり前のように語ってきましたが、そこには理由がありました。
一進一退のゴーレム戦から、芙蓉くんと凛花さんの連携で追い詰めましたが、これで終わらないのはお約束ですね。
指輪の騎士とは、ぜひ今後もよろしくお願いします。
今回は文字数多かったですねえ。
いえ、別に苦とは思いませんが……内容が面白いと文字数気にせず、きっちり読めますから。
芙蓉くんピーンチ!
と思っていたら、工藤先輩思っていたより随分強かったことが分かってびっくりです。
ソマリとペルシャは犬だと理解していても、読む度、猫を想像しそうで……危なかった~💦 (猫好きなので💦 長毛種の大きな猫を想像しそうになってました💦)
作者からの返信
森園珠子さま
いつもコメントありがとうございます。
飽きずに読んでいただけて嬉しいです。
本来ならば、ヒロインのピンチを助ける主人公ですが、本作では女の子たちが逞しいですね。
会長さまのブレーキである工藤先輩は強かったです。
ソマリとペルシャは特に理由はありません。
完全にネタなので、伏線などはありません。
犬に比べて、猫の種類ってあまり知られていない気がします。
やりたい放題の本作ですが、今後もよろしくお願いします。
芙蓉のヒミツが少しづつ明らかになってきましたね。吸血鬼の母親が残した魔法式の謎。母親は、本当に芙蓉の魔法回路を破壊して魔法式を書き込んだのか?
そして工藤センパイの本当の力と会長の関係!
作者からの返信
ぬまちゃん様
コメントありがとうございます。
魔法を無効化する能力を得るには、代償があったのでしょうか。
当たり前のように魔力を持たない主人公の芙蓉ですが、裏がありそうですね。
さてさて工藤パイセンの本当の力は間近です。