編集済
しっかりとストーリーが組み立てられていました。
まあ、始めからそう思っておりましたが、改めて見せつけられた思いです。
入学式にあった紫苑さんのエイプリルフール(挑発)に身構えたことが、エイジェントであると教えてしまっていたようです。
見事な伏線でした。
芙蓉さんもそんな行動をとった人物(新入生)がいたと気付いていたのですから、他にも気づいた人間がいてもおかしくなかったのです。
その時は、そこまで注意が向きませんでした。私はまだまだのようです。
小さいと思っていた出来事が、実は思っていたよりも、もっと大きくストーリーに関わっていたと、読み手として、してやられた思いです。(もちろん、いい意味ですよ)
また、各国が一枚岩でないというところも、現実味があります。一国内で完全に意思統一がなされている方が不自然ですよね。
フィクションを振りかざしていないところに深みを感じました。
第3公社とか、精霊王の契約者とかは、私には難しそうなので、深入りはしません。(できません)
ただ、副会長の工藤さんが、精霊王の意向に背いたこと、その時に生徒会の他のメンバーが関わっていたことが気になりました。
そのことが精霊殺しの剣を、紫苑さんが持っていると思われている根拠となったようです。
でも、まだ推測の域を出ていない気もしますね。ひっくり返される可能性は残っていそうです。
このことから分かったことは、生徒会の3人の結束は思った以上に堅そうということです。
この3人こそ、一枚岩のように感じました。
今回一番よかったことは、芙蓉さんが女の子と仲良く? なれたところです。
そりゃあ、敵側となる女の子もいると思いますが、仲のいい女の子は多いに越したことはありませんよね。よかった、よかった。
無表情で、他国のエイジェントで、懐きそうもないのですが、リズさんとの今後も期待しましょう。
そして、今回のラスト、とうとう本命、紫苑さんが登場したようです。
どこまで、2人に勘づいたのでしょうか?
次のステップ(林間合宿)に関わっていくのでしょうか?
次回の紫苑さんと芙蓉さんの会話に期待しましょう。
作者からの返信
亜逢 愛さま
いつもコメントありがとうございます。
実は、狙った伏線ではありませんでした。
キャラクターの行動やセリフを考えるときに、常に「なぜ」を意識しております。
そうするとリズさんが芙蓉さんに注目する可能性として、入学式や授業中の乱入騒ぎに、寮での決闘が出てきました。
特に時間の流れを意識すると、入学式の時点で目をつけられていないと不自然と後付けしました。
各国が一枚岩でないことは当然のことですが、この設定は今後様々な話に展開できそうです。
もちろんイタリー同士の争いはありますし、ステイツの別勢力の参戦だってありえます。
ようやく精霊殺しの剣について言及がありました。
ご指摘の通り推測なので、まだわからないことが多いです。
そして生徒会の3人はただの役員同士というわけではなさそうです。
女性キャラは多めの本作ですが、芙蓉さんにはメインヒロインの紫苑さんがいるので、他の女性キャラとの絡みは少なめでした。
もしも別ルートを書くならば、第1候補はリズさんです。
と言ってもまだまだ本編は続きます。
ぜひ今後もよろしくお願いします。
凛花さん! やはり貴方でしたか! 待ってました! 凛花さん愛してます!
あの三人の中では一番まともでしょうね凛花さん。
凛花さんの出番が増えて舞い上がりたい気持ちでいっぱいです。
魔法使いと武器の関係も明らかになりました。
相変わらず設定が凝っていてロマンを感じます。
ここでリゼットちゃんの口からマクスウェルの名が出ると言う驚きの展開。
それにしても口調が可愛いです。そんな場合ではないのですが。
なんと、リゼットちゃんも紫苑ちゃん絡みの存在だったとは。
西洋の騎士団。
夢溢れる響きです。
紫苑ちゃんが起こした数々の騒動から芙蓉ふくんのボロが色々出ていたとは……。
土の精霊王が選んだのが私の(お前のではない)凛花さん!? なんと……!
しかし撃退とは……何故……?
色々と意外で衝撃的な事実が明らかになりました。
で、見慣れた人影。
やってきましたやってきちゃいました紫苑ちゃん。
リズちゃんとの同盟が成立しましたがどうなることやら……今後の展開に目が離せません。
これからも追いかけさせていただきたいと思います!
では失礼しました!
作者からの返信
小金井はらから様
コメントありがとうございます。
いつも小金井はらから様のコメントを読むのが楽しみです。
2章は凛花さんに焦点を当てながら展開されていきます。
新キャラのリゼットちゃんも芙蓉くんと同じく、国家に属する裏側の魔法使いです。
そして芙蓉くんはエージェントなのに、ターゲットと接触しすぎです。
最初以外は本人のせいではないですが。
そして生徒会で特別なのは紫苑ちゃんだけではありませんでした。
凛花さんはなぜ契約者への道を歩まなかったのか。
紫苑ちゃんと精霊王の関係が気になるところですね。
そして紫苑ちゃんに浮気現場を抑えられてしまった芙蓉くん。
この先どうなることでしょう。
ぜひご期待ください。
フラグは折られましたね。
最後に会長襲来しましたか💧
確かに表で動くしかない状況ですね💧
なるほど、起承転結+起ですか。ありがとうございます。勉強になります。
なら、そういう意味では私の短編は成功したのかも。です。
作者からの返信
森園珠子さま
いつもコメントありがとうございます。
本作ではお約束通りも、お約束無視も両方やります。
会長フラグはニアミスで、副会長でした。
そして遅れて現れた会長様。
すでに気に入られてしまった?芙蓉くんは、表で会長様のお相手をするしかないですね。
ぜひ今後もお楽しみください。
在野陰陽師の完結おめでとうございます。
4つ目のお星さまは付けられませんが、拝読させていただきます。
イタリー語を話してるはずなのに日本語と言うのは
異世界あるあるですよね。ゲームの住人ならコンピューター言語で
話すんじゃないのと言う話ですし
作者からの返信
rakugohanakosanさま
いつもコメントありがとうございます。
短い文章でしたら、イタリア語で書いてルビを振る演出もできますが、さすがに長いので『』を付けて日本語で書かせていただきました。
ゲームの住人は話しかけても、同じパターンを繰り返すだけですが。
その裏ではコンピューター言語が動いていますね。
一応、本作では主人公は多彩な言語を扱えて、東高の留学生は日本語を話せる設定です。
ときどき、文化や表現の違いによるネタを書きますが、基本的にはスムーズにやりとりしております。
編集済
まさか他の国のエージェントまで生徒に紛れ込んでいたとは、至極当然と言えばそうですが、物語の奥行きが一気に広がったような気がしました。
会長一行は魔王一派でもあり、勇者一派でもあるように見えますね。
最初は精霊王の半身と聞いて、上半身か下半身だけ顕現したのかなと姿を想像してしまいましたが、意味合いとしては分身とか分霊という感じですかね。
あと、細かいですが「擦り合わせができれば考えていた」という表記は「と」を加えた方が良いかなと。
作者からの返信
アクリル板様
いつもコメントありがとうございます。
東高には各勢力の有望株が留学に来ていますが、会長のせいで今年の1年生は特に粒ぞろいのようです。
芙蓉、リズがステイツ、イタリーの穏健派ということは、強硬派も現れるかもしてません。
会長は魔王なのか、勇者なのか。
迎え撃つ側なので、魔王っぽいですかね。
会長(第5公社)VS 4柱の精霊王(第1~4公社)
という基本軸の中に各国、各勢力が交差します。
半身はファンタジー用語で使っておりました。
もう少し考えてみます。
誤字もありがとうございます。
ぜひ今後もよろしくお願いいたします。