それは、なにがしかしら

曽根崎シンヂ

1

さあ、おいでなすった。




今日は、朝日が暖かい。なにゆえ亀は踊るのか、それとも東は下なのか。




僕には何も解らない。三度の恵みが終わるとき、それでも山は健在で、彼女はゆっくり急ぎ出す。




今度も今度もまた今度、右に向かえば白が来て、左に向かえば黄過ぎる。




「それ、わっせら」「それ、わっせら」「それわっせら」






首に後ろに母の愛、様子を見れば手遅れに、気づけば死出の一人旅。




明日は今日で今日は明日、信じてみれば悲しみに。




とんかんとんかとんかんとん

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それは、なにがしかしら 曽根崎シンヂ @ken-krypton

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