檀祗1 劉裕の同僚
檀祇
既出:劉裕16、檀韶1、張邵3
若い頃には、
つまり、
そこで
のちに
劉裕のクーデターに従軍すると、
そのため檀憑之の兵を、
檀祗が率いることとなった。
ことごとく制圧する。
これらの功からいちど、
その後さらなる昇進の打診があったが、
そちらは辞退した。
檀祗はさらに転戦する。
それぞれ撃破。
この頃、
そのため劉道規、檀祗を代役に充てた。
檀祗,字恭叔,高平金鄉人,左將軍韶第二弟也。少為孫無終輔國參軍,隨無終東征孫恩,屢有戰功。復為王誕龍驤參軍。從高祖克京城,參建武軍事。至羅落,檀憑之戰沒之後,仍以憑之所領兵配祗。京邑既平,參鎮軍事,加振武將軍,隸振武大將軍道規追討桓玄,每戰克捷。江陵平定,道規遣祗征溳、沔亡命桓道兒、張靖、苻嗣等,皆悉平之。除龍驤將軍、秦郡太守、北陳留內史;又為寧朔將軍、竟陵太守,不拜。破桓亮於長沙,苻宏於湘東。武陵內史庾悅疾病,道規以祗代悅。
檀祗は字を恭叔、高平金鄉人にして、左將軍の韶の第二弟なり。少きに孫無終の輔國參軍と為り、無終の孫恩の東征に隨い、屢しば戰功有り。復た王誕の龍驤參軍と為る。高祖の京城を克せるに從い、建武軍事に參ず。羅落に至り、檀憑之の戰沒の後、仍ち憑之の領したる所の兵を以て祗に配す。京邑の既に平ぐるに、鎮軍の事に參じ、振武將軍を加えられ、振武大將軍の道規に隸し桓玄を追討し、每戰克捷す。江陵の平定さるに、道規は祗を溳、沔に遣わせ征せしめ、亡命の桓道兒、張靖、苻嗣らを皆な悉く之を平ぐ。龍驤將軍、秦郡太守、北陳留內史に除せらる。又た寧朔將軍、竟陵太守と為らんとせるも、拜さず。桓亮を長沙に、苻宏を湘東に破る。武陵內史の庾悅の疾病せるに、道規は祗を以て悅に代える。
(宋書47-25_暁壮)
字wwww
官歴を追うと、檀祗、兄貴の官位を抜かさないよう忖度してたらしい気配があるんですよね。そういう配慮に加えてこの字、「うやうやしい弟」ですよw これ相当檀韶タチ悪かったんだろうなあ。
ところで、そんな檀祗の官歴はかなりおかしい。振武将軍になって振武大将軍の部下になりましたとか頭湧いてんのか。いやまぁ振武将軍って定員なかったろうし、その中で劉道規の指揮権を高めるために「大」をつけた、ってふうにも考えられるわけだけど。あと寧朔将軍、朔寧将軍って地位のイレギュラーっぷりもすごい。この辺藤井律之氏の用いられていた手法をお借りして少し探ってみようかなあ。
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