反省

閑話:雑感

 三万文字書きたいと思っていたのにね。二万四千五百くらいに収まってしまったね。悲しいね。いつもこう。唐突にはじまって唐突に終わる。ちょっと対策を考えてみたいと思います。


① 登場人物を増やす


 これは大事だろう。たぶん。私はあんまり人間をたくさん出すと頭がこんがらがってしんどくなるし、みんなの反応ABCD…って描写を重ねるのが下手&レパートリーが少ない。だいたい基本的な登場人物は二人、サブが二、三人という構成なのでこれを五人以上に増やしてはどうか。順列組み合わせみたいに人間関係のパターンも増えると困るので、ある程度所属は切り分けられておいた方が物語として進行が楽そう。


② 舞台を増やす


 例えば学園ものなら、学校、部活、通学路、自宅 という感じでよく使う舞台が決まってくる。探偵ものならなじみのバーに絶対帰ってくるとか。それは探偵物語だけですか? 京極堂だって自分の経営する古本屋と神社と自宅を行き来してるので舞台装置大事。ぼくは昔小説が書きた過ぎて京極堂シリーズの漫画化を試みたり絵コンテを書いたりして舞台の分析とかをしていました。



 それはそれとして私は絶望的な孤独を描きたいんだが????? あんまり人間と関わり合いをもつ人間を描きたくないんですがそれは??????


③ 回数を見直す


 一週間と言う時間設定に無理があったかも。三千×十というパッケージにすればよかった。しかし一週間小説と言うタイトルに背くことになってしまう。一体どうすれば……。試しに三万文字を一週間で割ると、よんせんにひゃくはちじゅうごてんなな……となって大体一回の文字数が4300文字くらい必要。ちょっと中途半端ではないですかね。一回その量でやってみますか。


 うーーーーーん登場人物の内省と独白だけで三万文字埋められたらなぁ。たとえば神経症的な主人公の神経症的な疑惑に関する描写だけで三万文字。しんどいですね、それは。昔世にも奇妙な物語でそういう設定の脚本よくあったよね。あれは映像だから耐えられるのではないかと思います。やはり物語上なんらかの動きは必要では。最初の位置から動いたように見えることが大事なのかな。


 いやでも書きたいものを書くのが良いんですよ。たぶん。それはそれとして今回書いた、拓馬くんのお母さんが「思い出したらムカついてきた」っていうシーンはなんだかリアルで好きです。


 あと毎日読んでくれる人がいてありがたかった。すいません、なんか逆に気を遣わせた気がする。♡ありがとうございます。

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一週間小説 阿瀬みち @azemichi

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