おっさんのギャグ小説

まんまですが、自分はこの作品をほど良いギャグ作品だと思いました。

作中でダンジョンが出来、主人公がそれに巻き込まれ?て成長ゆくというスタンダードな内容なのですが、物語全体を通して所々にがギャグが入っており、読んでいて退屈しません。

キャラクターも魅力があり、読み始めた時点では主人公がしょうもないオジサンなのだが、ストーリーが進むにつれてその人の持つ性格の良さが自分にはとても面白いものでした。

全体的に「テンプレ」というよりは、「予想外な展開に気付いたら笑えている」となる、無駄に考えること無く軽く読めるタイプの話です。考えなくても笑えるという事は面白いという事だと思います。

長すぎるセリフや無駄な相討ちがなく、ギャグも長引かせる事もなくてテンポがいいのでオススメです。