一見して良くあるチートものかと思いきやそうではない本作。それもその筈……主人公はおっさん、しかも肥満である。 では醜い話かと思えばそれも違う。おっさん、とても善人だった。 突如世界の命運を背負わされたおっさんは慎重かつ確実に踏破すべきダンジョンに挑んで行く。そして出逢う仲間達……更には元会社の後輩との恋の行方まで加わり、物語はコミカルながらしっかりと進んで行く。 そして……辿り着く結末は………。 一話一話は手頃な長さで読みやすくサクサクと読めます。少し長いファンタジーが読みたい方にお薦めです。
重いノルマ段々ポンコツになる仲間望む望まないに関わらず舞い込む騒動自分から背負い込む苦労などなどマイナス要因の列挙に暇がない世界の社畜な境遇のおっさんを楽しく読む作品です君はおっさんの涙を見るw
・笑いあり。・涙……たまにあり。
テンポはミデアムな印象で、アレッというアイデアが特筆される。ステータスは見えるのも見えないのも両方ありですが、僕は敵モンスターのは見えない方がいいですね。 文章の構成力が高く吸引力もある。展開に文句なし。解説中のギャグがきいていて面白く、何度も読み返してしまった。
期待している点は一つ。 それは、今後おっさんのヘタレが治る事(諦めつつある
「おっさん」の定義とは?と、いうネット上のとある質問に、主観的にはどうあれ客観的にはまぎれもない「おっさん」である私は、こう書き込んだことがある。「あきらめている、ように見える人」しかし本作では、おっさんとして笑われる(私も自分を棚にあげて笑う)主人公は、まったくそう見えない。まぎれもない不幸(そしてチャンス)に敢然と立ち向かう勇者である。勇気のカケラもないが。おっさんinファンタジーが好きだけど、俺tueeeの傲慢さが笑えない、と感じているギャグ志向の人に超オススメ。
おっさんの行動や思考が癖になる面白さですおっさんの強さが世間一般にばれるシーンがあることを期待してます
地の文がコメディライクで、おっさんの行動を笑えるように書いているからおっさんに感情移入するというか、おっさんで笑う以外の選択肢がない!(おっさんと地の文が)面白いし(作品そのものが)面白い!繰り返す、面白いぞ!