わたしも「カッと目をむいた」の二連発でキました。声出して笑った。
周さんとかれの「兄」「父」、それぞれの間の関係と、本人の前では語られない想いの交錯。なんとも言えず印象に残ります。
作者からの返信
炭酸飲料なんて、明治人からしてみれば、魔法薬ですよ。
まさに、なんじゃこりゃ!です(笑)
周の秘密を知っているのは、通武だけ。でも、通武も
男女関係はにぶちんなので、周の変化を父に怒られたからと単純に思ってしまう。
違うんだよー本当はあなたの娘に恋しちゃったんだよーとわかるのは、読者のみ。
ここは、そんなふうに読者ににんまりしてほしいシーンでした。
盛りだくさんでした~。
>カッと目をむいた
笑。びっくりしますよね。子どもが初めて炭酸を飲んだ時、パカッと口を開けてだだーっと流れ出しました。
>「この命、海を越える決意をいたしました折より、殿様にお預けてしております。今だその命はお預けしたまま。どうかこの内藤を思う存分お使いください」
内藤さんが素敵! 誰と結婚するのでしょう~。
作者からの返信
炭酸が飲ませる時、親がドキドキしますよね。うちはもだえ苦しんでました。喉が痛いって。それ以来炭酸嫌いになったみたいです。
内藤は、あの時代の武士の鑑というか本当にこういう考えの人はいたと思います。
編集済
この章、ウォートルスが出てくるとは……
この時代だからこそ「建築家」というより何でもできたひとですから、色んなところに顔が利いたんでしょうね!
返信の返信(この機能つかないものかと思うのですが)
自分は「近代建築」について調べていた時に藤森先生の本でウォートルスについて知って面白く思った方なんで楽しかったです。
いやー歴史ものはホント面白いですね!
作者からの返信
お星さまありがとうございます。一気読みしていただいて、すごくうれしいです。感動にうちふるえております(笑)
ウォートルスは広岡藩のモデルにした広島藩の浅野公が製紙業をたちあげるさい、本当に尽力した人物です。
お話しの中に実在の人物が出せるって、歴史もののおもしろいところですよね。
ああ。不思議の国のアリスが書かれたのは、日本で言えば幕末だったんですね。
初めて知りました。(歴史を題材に小説書いている癖に、年号に疎くて…)
そんな時代に外国の小説を読むって、どれだけ楽しかったんだろうと想像しちゃいます。
作者からの返信
大久保がアメリカで入手したって設定です。ほんとはイギリスで入手にしたかったのですが、時期があわず。たぶんイギリスからアメリカにアリスの本は流れてきてたはず!たぶん!
最初の頃からは想像できなかった展開に、驚きとわくわくが止まりません!
彼らは各々の気持ちと共に、確実に激動の世を渡っているのですね。眩しいくらいです。
周くんと宙さんの今後もとても気になります。
作者からの返信
周は苦労が絶えない子ですよね。
佳代ちゃんぐらいを好きになってたら全然楽勝な人生なのに(笑)
そうすると、お話し的におもしろくないので……
ラムネを初めて飲んだときの感想で、背が縮んだりしないですよね、うけました。当時の人はこう感じたかもしれないですね。
文章うまいです!
作者からの返信
背が縮まないか聞くのは、アリスの背が謎の液体で伸び縮みすることにひっかけてます。
実際、明治の人がラムネ飲んだ時は、天地がひっくり返る程の衝撃だったと思います(笑)
海の底に眠る真珠……。
周くんの切ない想いが沁み入るようです。絵のように美しい光景が浮かびます。
作者からの返信
こちらも読んでいただいて、ありがとうございます。
これも、そろそろ非公開にしようかと思ってるので。プラナリアさんが読み終わったタイミングで非公開にします。
といっても、ゆっくり読んでくださいね。