雨の中の少女と魔獣狩り ~邂逅~
白い馬車に乗る、白いドレスの一人の少女。
少女のスカイブルーの瞳は、まるで馬車の外に降る雨が濡らしているかのように潤み、涙となって、溢れて流れ落ちそうです。
細い肩には、少女には過酷な運命がのしかかり、その重さに身動きが取れなくなっているようです。
ところが……
馬車は突然大きく揺れると、少女は椅子から転がり落ち、そのまま馬車を飛び出していきます。
運命の外へ!
雨の冷たさ、それに濡れた布の重さ。
作者はそれらをありありと描き出し、しらぬうちにこの世界から異世界へと誘います。
わたしたちは、少女と共に雨の中を走り始めていることでしょう。
荒野を吹き荒ぶ雨混じりの冷たい風。
奇妙な形をした木の根っこ。
見上げれば、低く垂れ込めた灰色の雲。
そして、走る少女の前に、不思議な騎士が現れます。
さあ!運命は回り始めました!!
良い加減にキャラも立っており、世界観も万全!とても書き慣れておられ、文章も読みやすく、読者のテンションをあげていきます。
さぁ、ここから長編が始まりそうな……
ねぇ?
ワクワクする冒険は、読者の想像力に任されるのでしょうか?
彼らは何処へ旅立ち、どんな物語を紡ぐのでしょうか。
書きかけの小説が詰まってしまった時、読むとアイデアをいただけるかもしれませんね!
著者 雪月風
「雨の中の少女と魔獣狩り ~邂逅~」
https://kakuyomu.jp/works/16816927859950600383/episodes/16816927859950637632
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