第二十一回 数字に例えたら、七の三倍。
――ラッキーセブンは三倍。足取り軽し。前向きで明るいエピソードに期待し、強気なペダルを
危ないよ!
との飛び交う視線。目は口程に物を言う。
気付いたなら、道行く歩行者にとっては迷惑な行為。だから前後に並ぶ。ちゃんと左側通行。歩道と車道の境の場所に設けられた自転車専用道路を、まっしぐらに進んだ。
今回で、ラッキーセブンの三倍となる『りかのじかん』の二十一回目のエッセイ。
宇宙服型ロボットのプラモデル作りで『
喧嘩しても、いつの間にか仲直りしていて、
PCの応援&コメント。お家に来てくれて、プラモデルも手伝ってくれて、結構スパルタ的要素はあるけど、『夏休みの理科の宿題』を教えてくれたりして、……本当に、本当に僕にとっては、無二の親友だと思う。
……まあ、それが発展して『百合』になったようだ。
「
「あっ、そうだね、可奈」
もう『ちゃん付け』はなし。でも、
あれれ? メモの通り五番町のはずだけど、
喫茶店? それも七十年代の(生まれてないけど)学園街に登場しそうな『
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