長編 2020/12/18更新

◎ちょっとでも書いているもの


「彼女と幼馴染みのどっちが大事なんですか!(仮)」new

「わたしと幼馴染みのどっちが大事なんですか!」と「わたしと彼女のどっちを信じるの?」の続きを連作の形で書いてみようかなと考えています。あの2作を1話と位置付け、以降、毎回彼女と幼馴染みが順番に主人公(聞き手)を詰問するというスタイルです。名付けて「ターン制バトルラブコメ」。全12話もあれば100000字に届くかなと、その予定でプロットを考えています。まあ、この話はその辺ゆるめで、連載漫画のイメージというか、話を進めつつ、エピソード単位でその都度どんでん返しができればそれでいいかなと思ってるんですが。


◎考えてるだけのもの


「Leviathan(仮)」new

 悪魔祓いが最も困難とされる悪魔レヴィアタンを題材とした学園サスペンス。キリスト教系のお嬢様学校に流れる悪魔憑きの噂。そして、その噂を元にした秘密の遊び「レヴィアタン・ゲーム」。そんな怪しい世界をハードボイルドタッチで描く予定です。


「モノクロの桜並木を君と(仮)」new

 写真撮影を趣味とする孤高の美少年とひょんなことから接近していく女の子視点の恋愛ものです。ミステリ要素を極力排して、無軌道なヒーローに振り回される恋模様を描く予定。


「heaven and earth(仮)」

 孤独と不全感を抱えた少年少女をハードボイルドタッチで描く青春ミステリ。自殺した同級生の謎を追うという青春ミステリのフォーマットにあえて挑むことで独自性を出そうという試み。鍵となるのは、わたしのミステリ、青春小説への屈折した感情であり、それらをエンタメに昇華すべく構想しました。その意味ではアンチミステリ、アンチ青春小説。プロットはだいたいできてるんですが、「まだまだ地味だね(唐突な戸松遥)」と。


「天使の羽にさよなら(仮)」

 ミステリを書く最も簡単な方法の一つは、回想形で物語ることです。というわけで、全編が回想形の構成になっています。この手法の名手トマス・H・クックの方法論をベースに、カズオ・イシグロ的な不条理をかけ合わせ、また、行動の主体を語り手ではなくヒロインとすることで、男視点ながらガールミーツガールの構造を持たせています。これもまったく手をつけてませんが、プロットはほとんど完成してます。


「ガイ・フォークスは微笑まない(仮)」

 公立の中高一貫校を舞台とした学園サスペンス。元々、アニメに出てくるような狂的にポジティブな女の子をジム・トンプスン的に描きたかったのですが、もうちょっと落ち着いた文体になりそうです。


「小夜子のために(仮)」

 連続する動物殺しの現場で繰り返し目撃される少女。それは、数年ぶりに街に帰ってきた僕の幼馴染みだった――しかし、彼女は心に傷を負い家から出られないはず。いまはまだ引きこもっている彼女のことを知る者はいないが――僕は彼女を信じるべきなのか。そして彼女のトラウマとは。という謎とサスペンスを主題とした青春ミステリ。妹系ファム・ファタールを書いてみようという試みです。

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戸松秋茄子全作品完全ガイド(仮) 戸松秋茄子 @Tomatsu_A_Tick

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