第四世代
玲編 羞恥心
新暦〇〇三五年八月一日
快活なように見えて実は奥手な面もあった
で、俺の群れでは残るはまあ
ただ、元々ここで生まれた子供達は服を着たがらない傾向が強いんだがそれでも成長するにしたがって服を着るようになっていってくれたにも拘わらず、
まあ、普段は気配を消してることも多いからそういう意味でも気にならないっちゃならないものの、だからこそ不意に姿を現すとギョッとなることもある。
とは言え、
なにしろ、
その点、
『服を着ることで生傷を減らすことができる』
というメリットを実感する形で服を着るようになってくれたんだがなあ。
半面、<羞恥心>というものはほとんど発現しないようだ。そりゃそうか。獣人達は毛皮に覆われたりしてるものの基本的には全裸で、それが当たり前なんだもんな。
むしろ服を着てる俺達の方が<変>なんだ。
が、地球人の感覚からすれば今の
<猥褻物陳列罪>
には当たるんだよなあ。ここにその法律はないから適用はされないが。
で、
そう。以前はただ少し離れたところから見てただけだったのが、
<パートナー>
になったみたいなんだよ。いずれそうなる可能性もあるとは思ってたものの、いやはや、
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