ビアンカ編 灯の意向
さらに風呂については、
「しかも最近は、
「でも、それがけっこう、気持ちいいんですよね」
「そうなんだ?」
そうやって中の様子を平然と話してくれるってことは、それだけ信頼されてるってことだろう。信頼もしてない男にそんな話はしないだろうし。
それ自体が俺も嬉しい。
彼女らの信頼に応えなきゃとすごく思う。
俺達は、みんなで幸せになろうとしてるんだ。それを、わざわざ自分の身勝手でぶち壊す意味が分からない。俺自身、今のこの関係が心地好いんだから、ただそれを守りたい。
風呂上がりのさっぱりした彼女達の様子に、俺も気持ちが安らぐ。ビアンカも、ルコアも、
またルコアの体に登って、
「ん~っふ!」
なんだかドヤ顔になってるが。
だけどそれをルコアも嫌がっていない。とても微笑ましい光景なんだ。
いいな。本当にいい。
もしかするとこの光景に、
ああでも、そんなのは俺の勝手な願望だな。
ちなみに、
『ハーレムの
という意見もあるかもしれないが、これまでにも何度も言ってきたように、<ハーレム>ってのは必ずしも雄にとって都合のいいものってわけじゃないんだ。あくまで雌の側が『優れた雄を共有する』って形であって、雌に嫌われるとすぐに瓦解するようなものなんだよ。となれば、当然、雌の側の都合に合わせることになる場合も多い。
その覚悟があればこそ、ハーレムってのは穏当に維持できるんだろうな。
しかも
それに、夜にはビアンカとたっぷり愛し合ってもいるしな。
これは、
『私がビアンカも
だからビアンカ!
ビアンカと
ビアンカが幸せじゃなきゃ
ビアンカも、
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