明編 角
新暦〇〇二八年九月二十五日。
その日も
ただこの日は、
「マズい……!」
ここまでは、相手が
「
本来なら、俺の家族じゃない
のはずだった。だがこの時の俺は、
名前まで付けてここまで見続けていたことで、情が移ってしまったんだろうな。
まったく…俺は本当にいい加減な奴だよ……
だが、そんな俺の想いは、
これまでにも何度もドローンに邪魔をされてきた
自分に接近してくるドローンを先に叩き落とした上で、
「くそっ!」
つい声を出してしまった俺だったが、しかしこの時、
それどころか逆に、
「
そうだ。ここまで何度も
さすがに抜け目ないな。
しかし、思わぬ反撃に
そうなればもう、
ガゴンッ!!
と、およそ生物同士がぶつかったとは思えない音が響き、がくんと
「くそっ!」
さらにドローンを突撃させるが、
止める手段はもうなかった。
ガゴキャッッッッ!!!
と、頭を叩きつけたのだった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます