応援コメント

1999年7月31日」への応援コメント

  • エマが大変そうな方だと改めて染みるエピソードでした。
    なんというか、行ったり来たりしていて、本人も苦しんでいるのでしょうね。
    それを包み込もうとする主人公。青春ですねえヽ(´エ`)ノ

    作者からの返信

    いつも温かいコメントありがとうございます!

    エマという人物は、本作のキャロットケーキに混ぜてあるレモンピールのような存在です。適量ならいいのですが、それ単体では苦みになってしまいます。その強烈な個性に気付いていながら、彼女自身どこか世の中を斜めに見ることでバランスを取っているところがあります。

    もともと失恋から始まっているこのシリーズですが、エマはこの後も登場してきます。この当時、守るものがなかった主人公にとって、どこかその強烈な味付けに憧れていた部分もあり、すくなからず主人公に影響を与えた人物です。

    なおエマに関する謎は、Episode4の前段として用意した、fig1,fig2によって明かされます。なぜそれほど生き急ぐのか、そしてなぜ世の中を舐めているのか、彼女の実際について明かされます。このfig1,2は私にとって最も思い出深く、気に入っている作品です。ぜひそちらも併せてごらんいただけると嬉しいです!

    今後ともよろしくお願いいたします!

  • どうすれば彼女はもっと前向きに生きていけるのか……難しいですね。時々、自虐的な?自嘲気味な?発言をしているのも気になります。躁と鬱が交互にきてますね(・・;)
    キャロットケーキ、レモンピールとの相性が悪いんですね(笑)ハーブを飾るくらいにすればいいのに。本当は美味しいのに、残念です。
    主人公、ナイス!良い言葉です!
    彼女……旅立ちの日、どうなるのか?不安です。

    作者からの返信

    いつもコメントありがとうございます!
    いよいよバンコク編も終盤、物語としても中間地点になりました。

    まだここでは明かせませんが、エマには人生そのものが難しすぎた。
    簡単なはずのことを複雑化させてしまう癖があるようです。
    どうにかそこから救い出してやりたいと主人公もがんばっているのですが、
    とにかく闇が深すぎて光が届かないですね。

    キャロットケーキにレモンピールは合うと思いますよ!
    ただエマの知り合いの妹は、必要以上に入れ過ぎた。
    結果レモンピールの苦みが際立ってしまっている。
    これは案にエマの人生そのものを揶揄しています。
    素材本来の甘味にアクセントを入れ過ぎて、えぐみが増している。
    彼女の人生を治すには、入れ過ぎたレモンピールを取り除くしかないです。
    果たして彼女本来の味にたどり着くことができるのか、
    これからも温かく見守っていただけたらと思います!

    いよいよエマ編の最終稿です!
    バンコク最後の夜と朝に起こったドラマ。
    是非お楽しみくださいませ!