トムのタクシーから降り立った後の、暗闇と雨とひとりぼっちの街角が切なさを掻き立てますね。白い吐息が見えてきそうです。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
素敵なコメント、とても励まされました!
本作は今から20年前のバックパッカー旅行を基にした小説です。
ドイツからルクセンブルクに移動した際、列車を間違えてしまい、
結果的に冬の真夜中の街に放り出されてしまいました。
トム・クルーズ似のハンサムドライバーのこともよく覚えていますが、
何より冷たい雨が降る中、予約したホテルが見つからない心細さは今でも忘れません。
若かった当時のことですが、失恋をして彼の地に来たので、
雨の冷たさにも、今と違う悲しみを感じたものです。
今後ともよろしくお願いいたします。
大変な失恋を経験されたんですね……読んでいて切なさを感じました。
トム・クルーズの運転手、面白いです。
作者からの返信
いつもご愛読ありがとうございます。
あまりにも負担の大きすぎた恋愛です。
若い頃はとかく自分を傷つけないよう
適当にやり過ごすということができないものですね。
この物語は、この恋愛に終止符を打つため、
思い出の場所からできるだけ遠くに行こうと出発したものです。
頭ではわかっていても、なかなか切り返しのつかない主人公が
旅先で出会う人々によって少しずつ成長していきます。
果たして旅の終わりに、この恋愛の終止符を打てるのか。
展開はまだまだこれからです!
この後どのような出会いが待っているのかお楽しみください!
いつもコメントありがとうございます!!
初めまして。
色々なところを旅されたようですね。描写が非常に鮮やかです。
時代は違いますが、私も蘇州から上海に出てきたヒロインの話を書いておりまして、そのヒロインの名も「莉莉《リリ》」というので奇縁を感じました。
作者からの返信
はじめまして!コメントありがとうございました。
20年前にバックパッカーとしてあちこち回った頃の話を基にお話を書かせていただいております。
吾妻様も海外をロケーションとした作品を多く書かれていらっしゃるようなので、後日拝読させていただきます!
作中に登場する小莉と吾妻様が書かれた作品に登場する莉莉との奇縁は面白いですね!ちょうどロケーションも重なりますね。いつかその作品も読ませていただきます。
改めまして、コメントありがとうございました。
降りやまない雨はない。明けない夜はない。も、しかり。失恋は人を大きく育てると、どこかで聞いたような……。
そのお陰で、マジシャン・アスカジョーさんの今が有るかと思います。
(偉そうに、スミマセン😢⤵️⤵️)
作者からの返信
コメントありがとうございました!
初めてできた恋人との物語をどう終わらすか――。
誰でも乗り切らなければならない大きな壁だと思います。
今から考えると随分無駄なエネルギーを使ってしまったと思いますが、私には、これを決着させるためだけにこれほど大袈裟な一人旅が必要でした。
この後新しい恋や出会いがありますが、この小莉との物語はまだまだ尾を引いて続きます。今後どのような放物線を描いていくかお楽しみに!