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2023年10月20日 02:47 編集済
ゴブリンの社会性というテーマは非常に興味深かったです。が、今回は考察がやや性急のようにも思えます。悪く言えば結論ありきの考察と感じました。ゴブリンの群れの数については外敵説より、サピエンス全史(ユヴァル・ノア・ハラリ)のダンバー数と虚構説の方が説得力がありますし、ライダーについても弓を扱うゴブリンの描写は良く見かけるもので、であれば史実の遊牧騎馬民族のように軽騎兵的な役割を果たせたはずです。シャーマンについては闇の勢力への対抗としてしか考えておられないようですが、逆に光への恐れから来る闇信仰という方が可能性の方が高く思えます。私の知るゴブリンは森や洞窟など闇深い場所に生息してるイメージが強く、ここからも闇信仰説を補強出来そうです。ケチをつけたようになってしまいましたが、お話自体は凄く興味深く楽しませてもらいました。これからも頑張って下さい。
作者からの返信
ご感想ありがとうございます!基本的に書きながら考え、勢いそのままに投稿していく形を取っていたはずなので、勉強不足で稚拙な部分もあり申し訳ないです。言い訳がましくなってしまいますが、この一つ前のページに書いてある通り、私自身は"このモンスターはこうでなければならない、こうであるはずだ"という考えは少しも持っていませんので、その態で読んでいただければ幸いです。少し要点が伝わりづらかったようので補足をすると、ゴブリンライダーで興味深いと思った(重要なポイントだと考えている)のは、使役するのが馬以外の気性の荒い動物であることです。史実人間社会が馬を選択したのも、馬がいたことで社会や戦場に起こった変化も、それが馬以外ならば違う結果になるはずで、史実の騎兵と同じようなことは起こらないだろうと考えました。であるなら、知能に見合わない意外な社会性を持っているとも考えられるだろうという話でした(馬であるなら、それはそれで面白い設定になりそうです)。シャーマンに関しては、儀式を執り行う神官がいるということは、高度な知能や社会性の存在を示すものではないかという話になります。何を信仰してどんな関係にあるかは、ドラゴンの鱗がどれだけ固いかというような部類の話になってしまいます。あと一つ長くなってしまいますが、騎射するゴブリンで思ったことがあったので書かせていただきます。騎乗した状態で弓を打つ場合、弓は小型である必要があります。大きさに頼らず(史実中世の戦場で通用する)十分な弓の威力を確保するためには、中東のリカーブボウや日本の和弓のように複数の素材を組み合わせる必要が(少なくとも史実中世では)あったので、ゴブリンにその技術を求めるのは酷なのかなと思いました。遠距離攻撃させたいのであれば、スリンガーによる投石やアトラトルを使った投槍が原始的で似合いそうです。それか弓の威力を上げず比較的近い距離で戦うのであれば毒矢も良さそうです。史実でも過酷な環境で戦闘を行う民族は、弓の威力を毒で補っていました。もしゴブリンの主戦場が森林や洞窟で、仮想敵がちょっと弓の威力を上げた攻撃では倒れないような動物なら、狩りのために高速で追いかけられる動物に乗り、原始的な丸木弓で毒矢を飛ばして仕留めるような戦いをする設定もいいかもしれません。長々と失礼しました!また何かあればご感想よろしくお願いいたします。
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ゴブリンの社会性というテーマは非常に興味深かったです。
が、今回は考察がやや性急のようにも思えます。
悪く言えば結論ありきの考察と感じました。
ゴブリンの群れの数については外敵説より、サピエンス全史(ユヴァル・ノア・ハラリ)のダンバー数と虚構説の方が説得力がありますし、
ライダーについても弓を扱うゴブリンの描写は良く見かけるもので、であれば史実の遊牧騎馬民族のように軽騎兵的な役割を果たせたはずです。
シャーマンについては闇の勢力への対抗としてしか考えておられないようですが、逆に光への恐れから来る闇信仰という方が可能性の方が高く思えます。私の知るゴブリンは森や洞窟など闇深い場所に生息してるイメージが強く、ここからも闇信仰説を補強出来そうです。
ケチをつけたようになってしまいましたが、お話自体は凄く興味深く楽しませてもらいました。これからも頑張って下さい。
作者からの返信
ご感想ありがとうございます!
基本的に書きながら考え、勢いそのままに投稿していく形を取っていたはずなので、勉強不足で稚拙な部分もあり申し訳ないです。
言い訳がましくなってしまいますが、この一つ前のページに書いてある通り、私自身は"このモンスターはこうでなければならない、こうであるはずだ"という考えは少しも持っていませんので、その態で読んでいただければ幸いです。
少し要点が伝わりづらかったようので補足をすると、ゴブリンライダーで興味深いと思った(重要なポイントだと考えている)のは、使役するのが馬以外の気性の荒い動物であることです。
史実人間社会が馬を選択したのも、馬がいたことで社会や戦場に起こった変化も、それが馬以外ならば違う結果になるはずで、史実の騎兵と同じようなことは起こらないだろうと考えました。であるなら、知能に見合わない意外な社会性を持っているとも考えられるだろうという話でした(馬であるなら、それはそれで面白い設定になりそうです)。
シャーマンに関しては、儀式を執り行う神官がいるということは、高度な知能や社会性の存在を示すものではないかという話になります。
何を信仰してどんな関係にあるかは、ドラゴンの鱗がどれだけ固いかというような部類の話になってしまいます。
あと一つ長くなってしまいますが、騎射するゴブリンで思ったことがあったので書かせていただきます。
騎乗した状態で弓を打つ場合、弓は小型である必要があります。大きさに頼らず(史実中世の戦場で通用する)十分な弓の威力を確保するためには、中東のリカーブボウや日本の和弓のように複数の素材を組み合わせる必要が(少なくとも史実中世では)あったので、ゴブリンにその技術を求めるのは酷なのかなと思いました。
遠距離攻撃させたいのであれば、スリンガーによる投石やアトラトルを使った投槍が原始的で似合いそうです。
それか弓の威力を上げず比較的近い距離で戦うのであれば毒矢も良さそうです。史実でも過酷な環境で戦闘を行う民族は、弓の威力を毒で補っていました。
もしゴブリンの主戦場が森林や洞窟で、仮想敵がちょっと弓の威力を上げた攻撃では倒れないような動物なら、狩りのために高速で追いかけられる動物に乗り、原始的な丸木弓で毒矢を飛ばして仕留めるような戦いをする設定もいいかもしれません。
長々と失礼しました!また何かあればご感想よろしくお願いいたします。