応援コメント

第97話 残る君が、幸せなら―2」への応援コメント

  • 天界にのぼることを、次への旅路と表現しているのが良いですね。憎しみに囚われ非業の死を遂げた者達が、来世への希望を抱いて旅立っていくシーンが素晴らしかったです。
    エッドは外で、メルは内側から戦っていたんですね。清楚でお淑やかですが逞しいヒロイン、大好物です。さすがぶんさん!

    作者からの返信

    >次への旅路と表現しているのが良い
    ああっ、なんとうれしい表現……!「天界」がたしかに存在し、しかも割と事務的(笑)に機能していることはこれまでの天使の態度から窺えることなので、彼らが今後悪い道を往かないであろうということが伝わればいいな、なんて思いながら書きました。たしかに良いことばかりではないキツい時代の人生だったかもしれませんが、悪いことばかりでもなかったんですよね、誰しもが。高い思想を共にする集団は高潔ですが、個人のそういう記憶を忘れがちになるのがこわいところです。世界ではなく自分が幸せになる選択だっていいじゃない、という感じで。

    >清楚でお淑やかですが逞しいヒロイン
    メルも次のフィールーン王女も大体こんな感じなので、私の好きヒロイン像が筒抜けだと思いますwwいやん♡

  • じいちゃんと孫だったのか……!
    体格も全然違うのに、こうして見るとなんか似たところある二人でしたね。そしてこの頃、ジリオさんは暴走エッドと戦っていたわけですね。
    怒りや恨み、未練などから解かれ、来世を切望して逝けるのは、こんな呪いに囚われた魂たちには思いもよらぬ僥倖だったのではないかと。……ジリオさん……(ノ_<)

    作者からの返信

    >じいちゃんと孫
    某所でもとても話題にしてくれたじいちゃんと孫、ここで判明です。そうそう、いいシーンなのですが表では大変なことになっておりますね笑

    >思いもよらぬ僥倖
    なんと優しいお言葉……。゚(゚´ω`゚)゚。そうなのです。この世界に生きるひとたちの中で、彼ら聖術師はもっとも神(天界)に近い存在だし、いつか必ず帰る場所だとも思っていて。半分は自分で望んだこととはいえ、それが敵わないのは基本的にすごく辛いことなのですよね。地道な手段でしたけど、メリエールは本当に彼らにとって大きな救いをもたらしたと思います。

    ジリオよ、あとは君だけだぞ……。