あとがき
『天空の標』最後までお読みいただき、ありがとうございました。
続けて追って、読んでくださる読者様のおかげで書き終えることができました。心から感謝申し上げます。
このあとがきは後々、移動か削除するかもしれません。それでもちょっとだけ、まとまりなきおしゃべりにお付き合いいただければ。
このお話で私が書きたかった解けない疑問は、解くことはできないものなのかもしれません。
天の巡りも、誰がどうやって一定だと知るのでしょう。
現在どこまで精緻に計測できるか細かいことは分かりませんが、研究はきっと続いているのでしょうし、ならばまだ解明されないところがあるのでは無いでしょうか。
時間の巡りも、一定と言えるでしょうか。
二月二十八日に生まれた、と思っても、地球の反対側では二月二十九日生まれかもしれません。
それでもやっぱり、回っている。
「あ、今日は満月だな」
と思ったら、大体一ヶ月後にもう一度、
「あ、今日は満月が綺麗だな」
と思うわけです。その繰り返し。
何かしらの確かさ、がないと、不安になってしまう。
作品を書くにあたり、参考にしたオンライン・ページがあります。一部掲載します。
「羅針盤(コンパス・方位磁石)の発明と歴史」
http://chugokugo-script.net/rekishi/rashinban.html
Wikipediaの「方位磁針」のページ(将来的には元の文献もたどるべきでしょう)
https://ja.wikipedia.org/wiki/方位磁針
「NeoMag 永久磁石の歴史と磁気科学の発展 羅針盤の進化と大航海時代」
https://www.neomag.jp/mag_navi/history/history_05.html
「天体写真の世界 南十字星の見つけ方」
http://ryutao.main.jp/info_southerncross.html
羅針盤の磁針は北を指しますので、あれ、と思う方もいらっしゃるかも。ただしこのお話はファンタジー。現実世界からは少しずついじっています。
さて、このお話には、同じ時間軸の別のお話があります。
テハイザでカエルム達が動き回っていた間に、シレア国では何が起こっていたのか。
兄が戦う間、王女はどうしていたのか。
それはまた、もう一つの物語です。
カエルムの祖国で、妹王女の動き回る、姉妹編「時の迷い
ご興味ありましたら、ぜひお越しください。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054889868322
長くなりましたが最後にもう一言。
旅の終わりまでお付き合いいただきまして、ありがとうございました。
蜜柑桜
***
読者様のお言葉により、初の連載後に一回、そして時を経て二回目となるシレア国人気投票が開催されました。
『天空の標』と、その元になるお話『時の迷い路』その他多数のシレア番外編シリーズ総合の人気投票です。
開催はこちらの番外編シリーズにて。
https://kakuyomu.jp/works/16816452218626600234/episodes/16816452220552164920
皆様から登場人物への愛が嬉しいです! ありがとうございました!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます