あとがき

 と言う訳で、説明台詞なしSSサンプル その4『魔法少女部ッ!』はこれで終わりとなります。この話も途中から始まり途中で終わってしまいましたね。魔法少女部の日常のワンシーンを切り取ったと言う体で読んでくだされば幸いです。


 この魔法少女部は元ネタと言うか、先に自作短編で書いた話を広げたものです。その話がこちら。


 https://kakuyomu.jp/users/nyabech2016/news/1177354054886911951


 このサンプル集のタグにも5つのサンプルの中でこの4番目の話が好きと入れてますけど、魔法少女で部活、いいと思うんですよね。スポーツ系の部活の流れでこの話を進めたら面白いんじゃないかと。

 目指すは全国優勝。各学校が魔法の力を競い合って青春する作品っていいでしょ。少なくとも今までにないですし。……既にあるのかな? 私がパッと調べた時点では見つかりませんでした。


 この話は基本的には日常モノなんですよ。そこにアクセントとして大会が入ってくる。頑張るけど上には上がいて。合宿したり、遠征したりと、部活モノのセオリーを踏襲していって、その結果としてちょっとだけ強くなる、そう言う魔法少女モノ。需要はないかも知れませんけど、そう言うのを書きたいんですよね。

 目指すのは全国優勝ですけど、そこまでは到達しない、みたいな。いや分かりませんけどね。って言うか、いっその事、究極超人あ~るみたいなダラダラ部活路線もありかなと。


 さて、理想はともかくとして、このサンプルその4ですけど、部長をポンコツにしようしようと思いながら書いていたら、かなりのポンコツに仕上がってしまいました。天丼ですぐに落ち込むし(汗)。

 この落ち込むの、ビジュアルイメージでは面白いかなって思ったんですけど、文章化するとその面白さがしっかり伝わらなかったかも知れません。まだまだ修行が足りませんナ……。


 後輩キャラの氷空ってネーミングですけど、これね、漢字変換で出たんです。私、たまにそう言うのやります。氷空って書いてそらって読ませるの、流行ってるんですね。元ネタはなんだろう? 

 そんな感じで、名前の決まっていない登場人物の名前は、地の文を書きながら即興で名付けていきました。


 今回の話は、自分の中ではお気に入りで、前後のエピソードをつけて長編で書いてみたいとすら思っています。世界なんて救わなくても、バケモノと戦わなくてもいいじゃない。そう言う魔法少女モノがあってもいいと私は思うのですよっ。いえぃっ!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る