◇2024.10.29◇日記のような手紙◇
10月29日(火)ノストラダムス
若い頃は、それなりに自分の未来というものを想像していた。
と、いうか10代の頃なんて、それこそ30代くらいのことでも遙か遠いことのような気がしていたのだから。
「ノストラダムスの大予言」
《一九九九の年、七の月 空から恐怖の大王が降ってくる》
なんてのがあって怯えてたりしたけど、1999年ってわたし幾つだろうって計算して、30代かぁ、まだ先のこと……なんて考えるくらいには能天気だった💦
年代からすれば予言は外れたとはいえるけど、少なくとも後に大震災や異常気象が起こり続けているのを思えば、複雑な気持ちになる。
先が見えない、という不安定な現状を、この歳になって実感した時に、ふと、「ノストラダムスの大予言」ブーム(まさにブームだった)と、あの時代を思い出していた。
わたしは今以上に未熟で愚かで能天気で。
時代も、どこか呑気で余裕があったように思う。
今となっては懐かしさで胸を締めつけられるくらいには。
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