◇2022.5.21~21日◇わたしへの手紙
5月20日(金)~21日(土)☁
ちょっと連日、グッタリしちゃってたよ。
病院と近くへの買い物以外、外出しない日が続いてて。
体調が優れないと気持ちも低空飛行して、上向きにって考えてもなかなか続かなかったり。
わたしは単純だから、ちょっとした嬉しいとか楽しいとか美味しいとか、そういうので幸せだなぁと感じる方だと思う。でもヘコむ時は、ズーンと心と共に身体も動かなくなっちゃう。
まさにゼンマイが切れたロボット状態💧
子どもたちが小さい頃は、ヘコもうと落ち込もうと、日々の"やらねば!"があったけど。
今は、それぞれもう大人で、それぞれの生活を送っているから。
親としては子どもが幾つになっても心配はするけど、もう手は離れている。
そうなのよね。
だから、やっと自分の為にもっとしたいことを、って思ってたんだけどなぁ。
旅行もしたかったし、もっとフットワーク軽くねぇ。
なのに、そのタイミングでのコロナ禍。
それもまだ収束しないままの三年。
自然災害も増えて、侵略戦争までおきて。こんな世界になるなんて、誰も思わなかったよね。
前向きに前向きにと思う端からだもん、そして、どうにかしたくても、個人じゃどうしようもないことばかり。
気持ちを何とか引き上げては、また虚無感に囚われそうになることを繰り返して疲弊していく……。
やりきれないね。
でも、なんとかかんとかでも生きるしかないんだけどねぇ。
◆
タフで明るいと思われてた方の突然の訃報も多く聞くようになった。
人の心のなかは他人からはわからない。
見えない、出さないところでの苦悩の深さ。
大切な人がいてもね、その苦しさを相談できるかは、また別だと思うの。
大切だからこそ言えないこともあるし、どう伝えたらいいのかわからないってこともある。
他人(それが家族や恋人、友人にしても)に頼り慣れてない人ってね、どう悩みを打ち明けたり、甘えたりしていいのかがわからないのよ。
他人に自分をそこまで預けることができない。信じてないっていうんじゃない、愛してないってわけじゃない、でも想いが深ければ深いほど怖いんだよね。
弱さを見せて失うことが。
◆
ああ、日付が変わったよ。
長い手紙になっちゃったσ(^_^;)
◆
ねぇ、わたし。
人の心は難しいね。
そして、それでもコロナなんて病が広がるまでは、人と人の距離はこんなにも引き離されてなかった気がするの。
コロナ禍は身体だけじゃなくて、心を痛め続けている、今も。
悔しい。悔しくて堪らないけど。
でも乗り越えるしか道がないなら。
こうでなきゃって思い詰めずにいこう……できるだけね。
落ち込むことも負の感情に囚われることも当たり前だけどあるもんね。
それがないのは、ほんの一部の聖人君子だけだと思う。
悲しい時、泣けるなら泣けますように。
苦しい時、独り言でもいい、弱音を吐こうよ。
苦しくてどうにも身の置き所がないような時でも、とりあえず明日まで踏ん張って耐えてみよう。
景色は気が付かないうちに変わりかけているかもしれない。
だから、言い聞かせるよ。
わからないってことは、不安でもあるけれど、希望でもあるんだもの。
しがみついてさ、見苦しくてもいいから、命果てるまで生きようよ。
ねぇ、わたし。
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