◇2020.11.25◇(曇のち雨)あなたへの手紙

11月25日(水)☁/☔

今日、父が再入院しました。

三週間を目処にして、その後は緩和ケア病院へと転院することになります。

あまり……時間は残されていないようです。


コロナ禍もあって面会は、事前に受付で住所氏名と続柄を記入の上、手指の消毒、マスク必須、家族(成人)二人まで15分以内でとのこと。


コロナウイルスは、どれだけのものを奪っていけば気が済むというのか……。

いつまでこんな事が続くのか……。

医療現場、医療関係の方々の疲弊、患者や患者の家族のやり切れなさ。


せめて残された日々が少しでも穏やかな優しいものになるように、わたし達にできることを、と息子たちと話しました。


それしか……できない……。


今は先のことは何もわかりません。


詩やこの手紙も、書きたい時には書くだろうし、書けない時には沈黙しているでしょう。


物書く人間のさがというか業というか。こんな時でも書かずにいられない時があります。だから、その時は自分の為に書きたいと思います。


お見苦しきことも多々あるでしょうが、どうかお許しくださいね。


この場所があるということ、皆さんとの出会いに、改めて感謝申し上げます。


色々、厳しい時代ではありますが、生きていきましょうね。


明日を信じて。

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