◇2020.5.8~9◇(晴のち曇のち雨)◇

5月8日(金)☀

今日も初夏らしい一日でした。

風は強かったけど、それも心地よくて。


今日はちょっと本の整理をしてたのですが、案の定(?)手に取った「鬼平犯科帳」池波正太郎、ちょっとだけ読むつもりが止まらなくなって再読。

二代目中村吉右衛門主演・テレビ時代劇の『鬼平犯科帳』も観てました。

こちらも好きだったなぁ。

吉右衛門さんの鬼平、イメージそのもので酸いも甘いも噛み分ける人としての懐の深さ。


長谷川平蔵様、お慕いしております♡♡


そうそう、息子のリュックサック、候補から選んで無事に注文したようです。

あとは到着を待つばかり。

ちょっとホッとしました^^*


***


5月9日(土)☁️/☔

曇っていた空。

午後から雨の予報でしたけど、昼になる前に雨が降り始めました。


「鬼平犯科帳」再読の続きを……^^*

シリーズ物は暫くその世界にどっぷり浸れるのが良いですよねぇ。


雨の音を聴きながら「鬼平」を読む。

テレビ版の、エンデングテーマである、

ジプシー・キングスの「インスピレイション」https://youtu.be/eojDHCIkJAQ

が頭の中に流れてきます。


エンデングで江戸の四季、そしてあのラテンギターの調べが流れて、それがこれ以上ないくらいにピッタリで。

しみじみと人について、その心の不思議について想いを馳せたり……。


思わず息子と「鬼平」について、熱く語り合ってしまいました(笑)


◆◆◆


そして、ここからは明日のわたしへの手紙。


「鬼平犯科帳」読みながら改めてしみじみと思う。

「剣客商売」といい「梅安」といい、池波先生は、誰もの心に潜む善と悪、その揺れる切なさを情感込めて読ませてくれるよね。


今、こんな時代だからこそ、長谷川平蔵の言葉が胸に響く。


──死ぬつもりか。それはいけない。どうしても死にたいのなら、一年後にしてごらん。一年も経てば、すべてが変わってくる。人間にとって時のながれほど強い味方はないものだ──

「鬼平犯科帳」第2巻『妖盗葵小僧』より


ねえ、わたし。

本は、物語というのは、なんて奥深いものだろうね。

いつも、その度に何かを語りかけてくれる。


まず、今日を生きて、明日を生きてみること。

そんなことを考えながら……。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る