◇2019.11.20◇(晴)◇

これは明日のわたしへの手紙。


穏やかに晴れた一日だったよ。

そして今、お日様も空のてっぺんから降りて少しずつ沈み始めている。


今日も(細かい事だけど)色々なことがあった。

・息子のポケットに入っていたティッシュに気づかずに洗濯してしまった。

黒いTシャツやズボンは全滅。払い落とせるものは落としたけど洗い直し。ううう。

(いつもチェックしてるのに何故、今回に限ってウッカリしちゃうかなぁ(泣))


・口の横の(よりによって)ほうれい線の部分に引っ掻き傷発見。ちょっとピリピリ痛い。

(しかし、爪も伸びてないのに、どこで引っ掻いた?何でそこよ?(涙))


・右腕は痛み止めも効いているせいか、比較的痛みが落ち着いている。

(この調子で治まって欲しい(願))

・左手指の傷、心持ち腫れがひいた気がする(このまま、治って欲しい(祈))


・お米10キロを知り合いからいただく。

(息子達の食欲で飛ぶように消えていく米に常に頭を悩ませているので涙が出るほど有難い(歓喜))


本当にねぇ、まったく何も無い日なんて、きっとないんじゃないかなぁ。

ささやかなる、この小さな円の中の生活にも、それなりに悲喜こもごもはあるわけで。


空がその日その日で、まったく同じでないようにね。

ああ、また雲が流れて形が変わったよ。


なんて愛しいんだろうね。

生きるってことは。

そんなことを、ふと、ね。


辛くて、いたたまれなくて、苦しくてヘタレて。

文句や愚痴言って、時には人を恨んでも、それでも生きていてみるもんだと思うのは、こんな穏やかなひと時があるからかもしれないね。


歳をとることは止められなくて。

確かに歳をとることは衰えていったり、チャンスが少なくなったりはするけど、全てが否定されるばかりでもないし、歳をとって初めてわかることもあるから。


歳を重ねるという言葉が好きだ。

持てなかったものよりも、自分が重ねてきたものに目を向けて、それを大切にしてやりたい。

そんなことを思ったりする夕暮れ。


明日のわたし。

そんな綺麗事きれいごとばかり言って、と笑われてしまうかもしれないけど、それでもいいと思うんだよ。

気持ちは日々変わっていく。

なら、せめて笑える時にはね、いい顔して笑っていたいと思ってね。


泣かずにいられない時は嫌でもやってくるだろうから、その時に耐えることができるように。。。


あのね、沢山の温かくて優しい想い出を貯めておきたいの。


そんな想い出を、あなたの中にも残していきたいと思うのよ。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る