手紙～明日のわたしへ～

◇2019.11.18◇(曇のち雨)◇

これは明日のわたしへの手紙。

今日は朝から一面にべったりとした灰色が張り付いたような曇り空だった。

曇り空も嫌いな訳じゃないけど、こういう空は表情を仮面で隠してるみたいで、何だか不安になる。

と、思っていたら、雨。

霧が煙って向こう側の景色は見えない。

部屋の中も薄暗くなったから、電気をつける。

週のはじめに、こういう天気だと何だか憂鬱になってしまうよ。

そんなことじゃダメだって思うんだけど。

右腕も今日はあまり良くない。

左手の指も痛みが取れずにズキズキするから、外科に行ってみようと思ってたけど。

この雨……もう一日様子を見てみようかな。

痛みがあると全てに気力が萎えてしまう。

§

どうも左手指の痛みが酷い。

やっぱり病院に行ってこようと思うよ。

ネットで近所の皮膚科を探したら、少し離れてはいるけど、あったから。

外科と迷ったんだけど、症状と合わせてみたら、どうも皮膚科の方が良さそうなので。

昼からの診療時間に合わせていくつもり。

なんで、こんなことばっかり(泣)

果てしなく気が重いよ。

どれだけの種類の病院に通えばいいんだろう。

ごめんね、愚痴ばかり。

溜息ばかり。

§

お昼すぎ。

よいしょ！と重い腰を上げて、皮膚科へ。

初めての病院だったので、若干迷ったけど無事に到着。

こじんまりとした病院だけど、先生も看護師さんも穏やかな感じで安心出来る。

処置は予想通り、針を刺して膿を絞り出す。

何度も「大丈夫？」と声をかけてもらって、看護師さんに縋るようにしながら、処置しているところを見ないようにする。

ほんとにいい歳して、情けないとは思うんだけど、精神論でどうこうできるレベルじゃないんだもの。とほほ。

何とか倒れることなく処置も終わり、塗り薬と抗生物質を出してもらい。帰宅。

すぐに良くなるとかいうわけにはいかないけど、病院に行くという判断して 良かったと思う。

安心感というかね、そういうのが違うもんね。

これで治ってくれたらいいなぁ。

§

慌ただしくしてたら、もう夕方。

今日は帰り道のお肉屋さんで揚げたてコロッケがあったので人数分×2で買ってきた。

ふふふ、これにキャベツの千切りとプチトマトを添えて。

それから、野菜たっぶりの豚汁。

ほうれん草のおひたしに漬物。

夕食これでいいことにしちゃったよ。

もうほんとにさぁ、これ以上、病院の数増えるのは勘弁して欲しいなぁ。

明日は、のほほんとしたい。

明日のわたし。

めげそうになるけど、何とかね。

少なくとも左手指もこれ以上、酷くなる前に病院に行けて良かった。

薬も貰えたし。

できたこと、今あることを数えてみること。

お友達も言っていたけど、大切なことだよね。

明日も、いい顔して笑っていこうね。

明日は雨があがるといいな。