こんな優しいおじいさんに、じんわりとお酒でもてなされたら、そりゃね……。本当は「よしよし」をしてもらいたい、「なでなで」をしてもらいたい。「よくやったぞ!」って言われたい。そう思いながら、『オトナ』やってます。中身は子供のままなのにオトナになっちゃって苦しいなって。ブランデー・クラスタ、飲みたいです。
あぁ、今日も仕事疲れたなぁ。そういう声が、夕方くらいからきっと日本中に溢れているのでしょう。そんな疲れた大人にこそ、読んで頂きたいお話です。これをきっかけに、行きつけのバーとかが出来たら素敵ですよね。こんなバー、行ってみたいなぁ。そう思わせてくれる、素敵でカッコいいお話です。是非ご賞味あれ!
主人公の心情をオレンジ色の液体と黄色いリボンだけで表現してしまうところに陶酔を覚えた。この僅か2000文字弱に酔った。
とっても素敵な話でした。物語のはじめに出てくる「夕陽」と、「橙色のカクテル」がピッタリ合っていて、ため息が出ちゃいます。はぁ……綺麗!仕事に疲れちゃった人に、読んでほしいと感じました。たまには休んで、ふらりと歩いてみるといいのかも。そして知らないバーにたどり着くの。濃い茶色のドアを開けると……。きっと、素敵な出会いがあるはずだから。ありがとうございます!
なんとなく入ったバー。はじめての客には、貴女にぴったりの一杯を作るのが決まり。同題異話の作品です。どこで、夕紅が使われるのかなと思ってたら、うまい使い方です。素敵な作品でした。
夜に出会ったオレンジ色の やさしい灯りのように心を癒す物語
辛くても辛いといえず。悲しくても悲しいといえず。思考を放棄して。感情に蓋をして。疲れた心に差し出された1杯のカクテル。大人だからこそ泣きたい日もある。泣いたほうがいい日もある。また歩き出すために。そっと背中をさすってくれるようなやさしい掌編です。ぜひ。