めちゃおもろいです。
主人公が最強血族の末裔という設定が、イケてます!!
それも、ただ末裔という訳じゃなく、物語の組み立ての中に活きる形でその血族の力が浮かび上がっていくのは、読んでて本当に魅了されました。
それに、倫理的エネルギーも強く感じます。主人公の、現実世界での当たり前と、動乱時代ならではの、畜生的な世俗との葛藤というのも、やはり読んでいて面白い。
そして、何より、出てくる登場人物。
味方もさることながら、あらすじにも書いている通り、敵もかなり手強い。
手強い上に、しぶとい笑
最後までねばる、なかなか倒れない笑
自分も小説を書いている身として、本当に勉強になったし、あぁ、面白いとうなだれながら読みました。
続き、楽しみにしてます。
イヴォーク王国防衛編読了後のレビューです!
「プロローグ」が、もう引き込まれてカッコいいんです!!
作品の始めに書いてある通り、後に結晶王と呼ばれる青年ハルカ。
そこに至るまでの経緯が物語になっています!
気が付けば知らない天井、というより青空。
「魔法」が存在する世界へ異世界転生していた主人公ハルカ。
見知らぬ森への違和感。そこで「ウサギもどき」に出会って、ついていくとそこで女の子であり、姫であるアイリスと出会うが、すでに絶体絶命。
巨大な炎の球体が襲ってきたのだ。
放った人物であろう洋風の赤い全身鎧に身を包んだ騎士が何人かいて、その中の中心人物ベルトは言う。
「長々と無駄な抵抗を続けるよりも大人しく『魔王』に下った方が賢い選択」だと。
ハルカを助けようと、アイリスが横から押すシーンがもう……っ。
そして、なんとかしなきゃという気持ちが強くあった瞬間。
声が聞こえて、力が目覚める。彼女を護る為の力をっ!!
スピード感ある展開で、とっても読みやすく楽しめます!!
「その人の名前はハルカ、何かしらの手段で『界渡り』した異世界人です。そして何よりも……クリスミナ王家の結晶魔法が使えます」
このシーンで、物語が大きく動き出すのですっ!!