最初はどんなに冷たくされても

最初はどんなに冷たくされても

オレはあの子の懐に飛び込む


あの子の凍えた体とハートを

オレが全力で温めるんだ


そうするうちに あの子はすっかり

オレのぬくもりに染まって

離れがたく まとわりついてくるよ


最後には 離してくれって言ったって

まだ行かないでと 誘惑してくる始末


オレだって むつみあった相手を

手放すのはつらいんだ


すごく寒い朝は 特に

いつまでも二人でまどろんでいたいよ


もふもふと抱き合って

たるたるに溶け合って

もう一度 夢の中に還りたい


そのためなら 一生をあの子に捧げたっていい

どこまで堕ちたって かまわない


あの鬼ババアが二人を引き離しに来なければ

いつまでも 夢を見ていられるのに



朝が来れば オレたちは終わり

あの子の体とハートは また氷に還っていく

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