最初はどんなに冷たくされても
最初はどんなに冷たくされても
オレはあの子の懐に飛び込む
あの子の凍えた体とハートを
オレが全力で温めるんだ
そうするうちに あの子はすっかり
オレのぬくもりに染まって
離れがたく まとわりついてくるよ
最後には 離してくれって言ったって
まだ行かないでと 誘惑してくる始末
オレだって むつみあった相手を
手放すのはつらいんだ
すごく寒い朝は 特に
いつまでも二人でまどろんでいたいよ
もふもふと抱き合って
たるたるに溶け合って
もう一度 夢の中に還りたい
そのためなら 一生をあの子に捧げたっていい
どこまで堕ちたって かまわない
あの鬼ババアが二人を引き離しに来なければ
いつまでも 夢を見ていられるのに
朝が来れば オレたちは終わり
あの子の体とハートは また氷に還っていく
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます