このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(295文字)
突然嫌な臭いを感じるようになった主人公の周りで不幸な出来事が続く。ニオイがするときは、いつも女の子がいて不思議なことを言ってくる―― 嫌なニオイも気になるけど、登場する女の子がとても怪しげ。独特な雰囲気をもつ女の子のキャラクターに引かれます。
作中に登場する小さい女の子がいい味を出しています。ホラーよりキャラクター重視のストーリーです。 作中の臭いは虫の知らせのような役割をもっています。主人公は鼻がきいていましたが、女の子はどのように感知していたのか気になりますね。