遥か宇宙の先を目指したのは、そんな理由だったのですね。
人が死んだら何処にもゆかない。人間よりずっと優秀な人工知能がそれを知らなかったというのは、皮肉でありとても切なくなりますね。
死は理解できなくても、悲しみという感情は、十分過ぎるほど理解しているでしょう。
作者からの返信
無月兄さま!
読んでくださりありがとうございます!
川原泉の「ブレーメンII」の上級AIのお話が印象的で、「頭がいいこと」と「大人である」ことは違うんだなって思っていました。
全てが満たされた人工知能には、死を理解するには難しかったでしょう。そして、周りの人間は、誰しも人工知能が「死を理解している」と思っていました。
「人が死んだら星になる」という馬鹿な話を、本気で信じていたとは思わなかったのです。
好きな相手をプログラミングで組み立て直す、
なんて時代も、いつか来るかもですね。
作者からの返信
皆木 亮さま!
実はそういうお話、既に書いてたりして……(笑)