肥前ロンズ様
こちらの作品もとても美しいです。
ぼくの目を通して語られる世界は、儚くて、でも愛おしくて。
ぼくが生まれながらに背負った運命は、何物にもなれなくて、どこにも所属出来ていないような孤独な姿だけれど、彼女とのひと時は確かに彼に温かい物を残してくれたのだなと、切ないけれどちょっとほっといたしました。
作者からの返信
涼月さま!
ありがとうございます!
異類婚姻の特徴は、「所属できないかなしさ」と、「所属から開放される自由」だと思うのです。
安住の地を求めるけれど、いつかは大きな力によって終わるもの。でも、確かにあった日々は、誰にも消されない。
そういうものが書きたかったので、嬉しいです!
切ないですが、幸せな気持ちにもしてくれる物語ですね。
>妻と過ごした思い出の欠片が、この世界のいたるところに散りばめられていた
それに、気づくことができたから、きっと奇跡がおこるような気もします。
作者からの返信
一帆さま!
ありがとうございます!
だいぶ前に書いた物語なんですが、私もとっても気に入っているので嬉しいです。
見えなかったものがようやく見えたら、もう奇跡は既に起こっていると私は思います。(●´ω`●)