本当に郷倉さんのエッセイをいつ読ませて頂いても、一つの作品(見解)に対して、色々な書物を援用出来るのが素晴らしいと思います。
>むごたらしいこと、救いがないということ、それだけが、唯一の救いなのであります。
凄くいい言葉ですね。
言葉は悪いですが、下を見て安心する。僕はまだ絶望のどん底にはいない、と感じれることはたまに人を救いますよね。浅い絶望に入った自分にとって、深い沼の底を表現した作品は救いなんですよ。とても共感しました。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
返信が遅れて申し訳ないです。
確かにそうですね。
下を見て安心する、その浅ましさみたいな感触が
文学と人間のふるさと、みたいところがある気がします。
僕も深い沼の底を表現した作品には救われるんですが、
読んだり、観たりするたびに
「もう、やめて」って思っちゃいます。
ビジランテで何度、そう思ったことか、、、笑
共感いただけて嬉しかったです。
ありがとうございます。
終盤の「人は体調や精神状態によって物語の受け取り方は異なってきます」という一文に頷いていました。物語には、出会うべき時期やタイミングがあるのかもしれませんね。
タイトルが目を引いて、少しずつ読ませていただいております。知らない文学等について考察を拝見できるのが興味深く、続きを読み進めていくのが楽しみです。
作者からの返信
一初ゆずこさん、コメントありがとうございます。
人と人の出会いがタイミングによって関係性が変わってくるように、物語にもそういうタイミングってあると個人的には思っています。
一初ゆずこさんが少しずつ読んでくださっているのは、通知で知っていて、一初ゆずこさんの作品を少し読んだ身からすると、大丈夫かな? とハラハラしておりました。笑
興味深く読んでくださっている、とのことで少しホッとしています。
また、作品読みに行かせていただきます。