応援コメント

15 君に届けと願う言葉にこそ、重さは宿る。」への応援コメント

  • 寺山修司、「書を捨てよ、町へ出よう」と「両手いっぱいの言葉 413のアフォリズム」は(一時期?)あまりに有名でタイトルは知っていますが、気づけば読む機会なくここまで来てしまいました(汗)
    時々、ものすごく彼に傾倒している人がいたのを覚えています。

    言葉の重み。
    軽い男は、そのおかげで地に足をつけられたのでしょうか??
    郷倉さんには小一時間も笑っていられる話だったみたいですが、密かに結末が気になっています(笑)

    私は今はどっちかというと都会じゃなくて田舎よりの土地に住んでおり、ドライブでも完全なる過疎の地域を通ることもよくあるので、「君に届け」の状況は実感としてわかるつもりです。
    ポツポツとある人家や、閑散とした目抜き通り。それでも人が暮らしている。毎度、胸が痛くなります。
    どうしてここに住んでるの?って、ヘンな意味じゃなくて、問いかけたい気持ちになります。
    もちろん、国にとって重要な産業を担ってる場合もあります。いろいろ考えさせられます。時には頭も下がります。

    どちらかというと、地方で踏ん張ってがんばっている人たちを応援したい気持ちがある自分でも、あまりに閑散とした地域を見ると暗い気持ちになります。

    若い時に都会に出て、中年期を前に故郷に戻ってくる例もあります。
    ずっと地元を離れない人、戻ってくる人、いっしょになれば、地方にいろいろ希望のタネをまける気がしますが。

    残るも行くも、それぞれの人生であり、それぞれの選択。
    どちらも尊重されるべきものですね。
    ただ、その時に「自分で選んだ」という意志があってほしいと、私も思います。

    ヘンな話になっちゃって、ゴメンナサイ(汗)

    作者からの返信

     コメントありがとうございます。
     昔、後輩の男の子に寺山修司を貸したら、「ください」って言われて、普段本を読まない後輩だったので、びっくりしてあげちゃいました。

     未熟な頃に寺山修司を読むとハマってしまう何かがあるのかも知れません。
     僕も昔は良いなぁと思っていたのですが、改めて読むと「うーむ」となる部分がありました。

     軽い男の話ですが、地に足をつけられたと明言はされていないんです。
     ただ、「きみのことばはぼくの重さになってくれる」と言っているので、少女がいることで重さは取り戻したんでしょうね。

     けれど、そうなると少女がいなくなると、また軽い男に逆戻りな気が……。笑

     都会、田舎で言うと僕は都会の方に住んでいます。
     たまきみさえさんが実感し、見てらっしゃる田舎を僕は想像する他ありません。

     その想像の原点にあるのは実家で、僕が子供の頃に子供会なる集まりがなくなり、夏休みのラジオ体操を自宅前で弟としていた記憶があります。
     僕の住んでいた田舎でそれなのですから、もっと閑散とした場所や、不便な場所は日本に多く存在するのでしょうね。
     
     たまきみさえさんが仰る通り、都会に行っていて戻ってこられた方や、住み続けている方が混ざることで、何かが生まれれば良いなと思います。

     少し話がズレるのですが、先日「ポケモンのしま」という絵本が発売されることを知りました。
     作と絵の「ザ・キャビンカンパニー」はご夫婦で、大分の廃校小学校をアトリエにして、作品を手掛けているそうでした。
     サイトに写真も載っているのですが、廃校小学校をアトリエにして絵本を描くって、すごく楽しそうだし、素敵でした。

     決して都会では得られない環境でもありますし。
     それぞれの選択肢の中で、そういうものを含まれていくと豊かな世界ができて行くんじゃないかなぁと僕は夢想しています。
     なかなか現実は難しいんでしょうけれども。
     
     僕も変な話をして、すみません。

  • 子供だからこそできることがある、メッセージ性ありますね!

  • こんばんは。
    私も寺山修司は2冊だけ持っています。

    ちなみに、その内の1冊が
    「両手いっぱいの言葉 413のアフォリズム」
    です。

    でも、読んだ記憶が……。

    もう1回ちゃんと読もうと思いました。笑

    作者からの返信

    こんばんは。
    コメントありがとうございます。

    寺山修司の本を今回のエッセイの為に読み返したのですが、
    今読むと印象はずいぶんと変わりました。

    読む時期によって異なる人なんだなぁと思います。

    ただ、ねむこさんが好む作風なのかな?
    と首をかしげつつ、機会があればぜひ。