第5話 呪いの宝剣、八拳(つか)の剣
一度に二人のわが子を失った
オトウツシは、
しかし、
「あめつちの神よ、われをどうしてここまで苦しませるのか。一度に二人の息子を失ったばかりではない。
「一体、何ゆえの仕打ちでありましょうか。われに罪ありとも思えず、このままでは、わが怒りの心をいかにして収めることができましょうぞ。憎きは、
《あめのみなかぬしかみ》の声が響き渡った。
「
「千年の時が変わる。今こそ、あめつちが離れ離れにならぬよう、
「もはやこれまで、これ以上、
と言うなり、あめつちの
オトウツシの
シロタエの幼き息子、
北の国の
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