第5話
本当に何を書いているのかがわからなくなってきた。
これを書き始めたのは
他サイトで繋がっていた一人がアカウント削除しているのを聞き
さらにその方と仲の良かった方が
自分の哀しさや思いについて述べているのを耳にしたからである。
深い意味はない。
その二人にこれを見てほしいわけでもないし
二人に対して何かモノ申したいわけでもない。
ただ純粋に尊敬していた
ネットという広い世界で繋がりあった人が
片方がいなくなるだけで、もう片方はこんなにもショックをうけるのかと
そしてそこまで想わせることのできる方にも憧れを感じた。
人との別れなんて本当に誰しもが経験することだ。
そして人々は哀しみショックを受け人によっては泣き哭いてそれを和らげる
一個人としては泣くという行動で忘れてしまうのはあまりに勿体ないことだと感じてしまう部分があるのだが
それすらできない私に何も言う資格はないのかもしれない。
私はなぜ悲しめないのだろうか。
ただそこまでの感情になれる相手と出会っていないだけかもしれない。
悲しめないという先入観からそう思うのかもしれない。
それはわからない。
書きなぐりながら落としどころがないことに気付いている私なのだが
仮に、どこかで人を失うという痛みを感じることができたらここに戻ってきたいと思う。
それははるか先のことかもしれない。
それでも戻って見返そうと今。決めた。
さて、上記を書き終わって初めに思ったのは
元カレに見せたいと思ったことだった。
一年間で、ここまで思考に関与してくるようになったのかと感慨深く感じる。
悲しみは、まだ、ない。
人との別れ。 Ley @Ley0421
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