あとがき

本作は2018年冬コミ(コミケ95)にて無料配布した「負け犬たちの放課後」となります。

この話は十年くらい前に書いたものを誤字脱字だけ直して本にしました。

今もそうですが、当時は一つの話を完結させたことがなかったので、なんとか終わりまで書こうと思って書いた記憶があります。

本作はハチミツとクローバーのあるエピソードに強い影響を受けています。

才能のあるなし。

どうして自分は選ばれなかった側なのか。

そういう側の人間を書きたいという思いは今もあります。

この届かないものに手を伸ばす人たちの物語。その生き様が私にはとても眩しい。

そういうものを書きたいと十年たっても思ってます。

負け犬たちの戦いはこれからも続くと思います。

この小説を読んでくださった方に最大限の感謝を。

ありがとうございます。

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負け犬たちの放課後 白Ⅱ @shironi

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