第22話 HELLO NEW WORLD


暮れかかる夕空に 一筋のひこうき雲

明日を夢見て 僕らは今日も眠りにつく

世界が何のために在るのかわからないけど

ただみんなで笑って生きていきたい


頼りなかった宇宙よ

僕らは空を行く

君の痛みを抱きながら

光を明け渡す


そのままで そのままで

何も疑わずに いれたらいいね

いられるよね

だって 愛してる


昔の話を 懐かしむこともある

だけど 新しい一日が

いつでも大切だから

君が何を思ってるのか 言葉にできないけど

伝えきれない優しさを

ちゃんと気づいてるさ


ゆっくりと 少しずつ

道を作っていこう

焦んないでいいよ

憶えてるよ

二人の世界さ


いつか君が 銀色のリングしてくれたら……

そばにいたいよ

いられるよね

ずっと 待ち続ける


いいわけがましいユウウツも

ふいに落ち込む気持ちも

たった一度の人生の

ほんの彩りさ


頼りなかった宇宙よ

僕らは空を行く

君の痛みを抱きながら

光を明け渡す


そのままで そのままで

何も疑わずに いれたらいいね

いられるよね

ずっと 愛してる









とあるグループの活動休止に贈る感謝の詩

今までありがとう!これからもよろしくお願いします!


詩集 空色神話はこれにて完結いたします。

ご拝読ありがとうございました!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

詩集 空色神話 泉花凜 IZUMI KARIN @hana-hana5

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ