自分にとって幸福とはなんなのか?

 夜になると仕方のないことを自問自答することがある。僕は根がネガティブな人間で寂しがり屋で、さらに不安がりだから自問自答してしまうのもまた仕方のないことだ。


 最近のテーマは「幸せとは?」だ。


 一般論じゃなく、自分自身にとっての幸せとは何なのかなあと考えている。


 たとえば、僕の幸せは「友人の幸せ」かもしれないし「友人と酒が飲めること」かもしれない。はたまた、「好きだと言ってくれる人がいること」かもしれないし、「好きだと言える人がいること」かもしれない。


 僕の幸せは結構他人に依存している。


 友人と一緒にいるのが幸せ、友人が幸せを感じているのが幸せ。最近は恋愛じゃなく好きだと言える人・言ってくれる人がいて、その人と話すことに幸せを感じている。


 幸せを他人に依存するのは危険だ。


 僕は明らかに依存している。


 じゃあ彼ら彼女らがいなくなったらどうだろう。疎遠になったら?


 特に最近好きだと言える・言ってくれる人は、ネットで知り合った人だ。互いのことは知っているようで知らないんだと思う。僕は長年ネット世界に入り浸ってきた。とても仲の良かった人と急に疎遠になることはネットではよくある。特に理由はないんだ。嫌いになったとかそういうわけじゃなく、ふっと消える。


 他人に依存した幸せが長く続くとは僕は思わない。


 最終的に、僕は孤独になるような気がしている。


 ただ、僕はこうも思う。


 そもそも永遠に続く幸せなんて無いんじゃないか?


 それでも、僕は幸せが欲しい。


 無欲だけど人一倍欲張りな僕が一番欲しいものは、幸せだ。

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