個人ネットラジオ、はじめました。
スマートフォンアプリ内で簡単に配信ができる、個人ネットラジオ「Radiotalk」をはじめました。
はじめた理由はラジオ番組内でも詳しく語ろうと思っているんですが、ここでも語らせてください。
僕は昔から、ネットを介した個人の音声配信が好きなんです。中学生の頃に、個人ブログ内でラジオを配信している人たちを知ったんですよ。僕が生まれたときには既にラジオよりテレビの時代でしたが、僕はラジオが好きだったんです。
「スクールオブロック」とかね、聞いてました。
聴き親しんでいたラジオを、個人で配信できる! それが大きな衝撃だったんです。
それから、声部というサービスがあることを知りました。声部は誰かが投稿した「お題」にコラボするという形で、個人が思い思いの音声作品を投稿できるというサービスです。歌や声劇(声だけの演劇)、フリートークなどさまざまな音声を僕は投稿しました。
そして声部は、ライブ配信もできたんです。生放送して、そこに誰かがコメントを書いてくれます。当時はまだ機能制限もなく、誰でも配信中にコラボ可能でした。ネット仲間や初見さんたちとワイワイ配信して、楽しかったなあ……。
まあ、何年か前に声部はサービス終了したんですけどね。
終了直前に、昔使っていたアカウントで音声を投稿したのは良い思い出です。
高校生の頃には、ツイキャスがありました。当時はまだまだブルーオーシャンで、配信すれば誰でも結構な人数が聞きに来てくれる状況だったんです。リア友、ネット友達、初見さんたちとこれまたワイワイやっていました。
時は流れてライターになってしばらく経った頃、僕は友人にある相談を持ち掛けます。
「仕事してると全然喋らんから、声の出し方忘れそうやわ」
そしたら友達はnanaというアプリを教えてくれました。nanaは1分30秒までの音声を自由に投稿できるアプリです。歌、声劇、フリートークなどさまざまな音声を投稿しました。nanaから僕のツイッターに来てくれて、たまに絡んでくれる人もいます。
だけど、短いんですよ。
僕は歌も好きだけど、一番やりたいのは「喋り」の配信なんです。
1分30秒。一体何を伝えれば良いんでしょう。近況報告もテンポよくしなければ完了できません。あんまりなあ。なんだかなあ。
2019年10月26日、身体が凄くだるくて仕事が難しそうだったため、さまざまなことを検索していました。思い出したかのように「ネットラジオ 個人」と検索すると、個人で音声配信ができるアプリがたくさん出てきたんです。
その中の一つが、radiotalk。
このアプリを選んだ理由は三つ。
1つ目は、気軽さです。
収録ボタンをタップするだけで、誰でも簡単にスマホでラジオ番組が収録できます。1回最大12分までという長さも秀逸。長すぎず短すぎず、1つのトークテーマを掘り下げるには十分な時間。配信者も視聴者も負担が無くて、良いんです。
2つ目の理由は、まだまだ発展途上な感じが気に入ったということ。
他にもラジオアプリはありますが、大人気インフルエンサーとか、大人気配信者とかで固まっている感じがしたんです。既にレッドオーシャンだ、と。ここに新規参入しても、大した反応が得られず、モチベーションが保てず、辞めてしまうのではないかと思いました。
一方、radiotalkは比較的固まっていない印象を受けます。トップページに表示される人も時間帯によって全然違うし、新着がすぐに埋もれることもなく、かと言って人数が少なすぎるわけでもない。ちょうどいいんですよね。
3つ目の理由は、生配信機能がないことです。
他のラジオアプリは生配信機能が中心なんですよ。生配信も好きなんですが、配信時間帯をより気にしなくてはいけなくなります。収録して配信するという流れなら、ツイッター上に共有しておけば、見てくれた人が好きな時間に見られますからね。
それに、撮り直しができます。たとえば「スタートが出遅れた」とか「噛みまくってしまった」とか、そういうときに撮り直せるからある程度のクオリティを保てるんです。生配信だとそうはいきません。失敗してしまった配信に訪れたリスナーは、もう二度と僕の配信には来てくれないでしょう。難しいんですよ、生放送は。
だから、僕はradiotalkをはじめました。
番組名は「フリーライターの書けないトーク」です。
「書けない」と悩むことが多い。
文章では伝わりきらないことを伝えたい。
そんな意味で「書けないトーク」と名付けました。
トーク内容は「フリーライターという仕事の話」「自分が日常で感じていること」「日常に起きたこと」「好きなモノゴト」など、特に決めていません。当エッセイのように、雑多にあれこれ語れればなと思っています。
ああ……小説執筆がまた遅れていくんですわ。
小説が遅れるのは仕事が忙しいからだけど。
小説はね、時間と体力がね……。
また書きます。
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