応援コメント

第155回 長編の1エピソードを書き終わったらどうしていますか?」への応援コメント

  •  アンケートに参加した覚えはあるのですが、正直、自分がどれを選んだのか、もう覚えていません(笑)。
     このアンケート、本来は「長編の中の各章ごと」を想定しておられたのでしょうが、私は「10万文字程度でいったん完結(事件解決)させて、また新しい事件を別作品として書き始める」という長編シリーズがあったので、それを思い浮かべてアンケートに答えていました。
     一応はそれぞれ別長編なので、一つ完結させた後は「終わった!」という開放感があり、しばらく時間を置いてから新作に取り掛かるの普通。そう考えれば2番の『ちょっと休む』ですが、確かシリーズ3作目を書いていた時は、もう4作目を書きたくてウズウズしていて(4作目で出てくるキャラを3作目でゲスト出演させたくらい)、3作目が終わり次第4作目を始めたはず。このケースは1番の『すぐに続きを書きます』ですね。
     そもそも『ちょっと休む』にしたところで、その間は別の作品(長編じゃなくても短編とかエッセイとか)を書くのは当然なので、ならば3番の『別の話を書く』を選ぶべきか。こうして色々ある以上は4番の『その時の気力次第』になるのか。
     でも「過去にこんなことがあった」ではなく「現在」で考えるならば、今の私は「書き続けるか止めるか、二つに一つ。中途半端は許されない」という長編連載(各章15万字程度で、現在第3章の終盤)を抱えているので、これは明らかに『すぐに続きを書きます』になるのでしょう。
     そんな感じで、迷いに迷ったのでした。「本来の自分のスタイルではない」と思いながらも「現状がそれだから」という理由で『すぐに続きを書きます』を選んだかもしれません。

     というような自分語りは前置きでして。
     エッセイに書かれていた二毛作の話。作品ごとに表現が違っている時は気をつけないといけない、という話。
     とても共感できました!
     私がいつも忘れてしまうのは、各キャラの口調です。作品ごとに違うどころか、同じ作品でも「〇〇している」「〇〇してる」のセリフはキャラによって意図的に変えていますし、同じキャラでも相手キャラ次第で(人間関係次第で)変わってきます。でも「変わる」とはいえ、そこには厳密なルール設定があるはず。
     こういう細かい部分を、時間が経つと忘れてしまって、仕方なく前の作品(前の章)を長々と読み直す羽目に……。
     本当はキャラ設定のファイルに「細かい口調」までメモしておくべきでしょうけどね。